はじめに
無能で全くエンジニアに向いていないと思っていたわたしが自社開発の優良企業に転職した体験談と共に、エンジニアになろうと思っていた時期とエンジニアになってからの感じ方の違いや、未経験の方がエンジニアとして転職するための方法を紹介します。
最初に行うこと
今回は自社開発のWebエンジニアを志望する未経験者向けの方に紹介する解説となっております。
「まず何でもやってみよう」は間違い?
「まず考えるより何でもやってみよう」というアドバイスを聞くことがありますが、個人的には少し違うと感じています。その理由としてスポーツなどとは違い、目的によって同じエンジニアでも大きく異なるからです。
目的や計画を決める
エンジニアとして転職するまでに必要なことは目的に基づいて計画を立てることが大切だと感じています。
フロントサイドエンジニアになりたいのかサーバーサイドエンジニアになりたいのか、あるいはどんな言語を自分が習得する必要があるのかなどです。
どうやって目的を決める?
それは自分が働いてみたい企業の求人サイトを見ることです。
多くの方が本格的に求人サイトを閲覧するのは転職時期だと思いますが、効率的に無駄のない計画を立てるためは最初に働いてみたい企業の求人サイトを複数見ることで、求められる言語などの傾向などが見えてくると考えられます。
余談ですが
よく開発言語は何がいいか?という話題がサイトや動画サイトなどで多く見られますが、これに関しては情報を鵜呑みにするのではなくて自分で考えて結論に達することが大切だと考えています。
例えば「PythonやGoが流行るから」とか「PHPはオワコンだ」という情報を目にしますが、現状の日本の求人数はPHPやRubyなどが多くPythonやGoだけを未経験に求めている企業は少ない印象です。
未経験エンジニアとして就職活動をする際に「Goだけができる」と「PHPだけができる」だと掲載されている求人数の比率からだとPHPの方が選べる傾向にあります。
まず未経験エンジニアは転職することに重きを置くため「Goでないと絶対に嫌だ!」という理由でない限り、転職の可能性を広げる技術の習得が優先だと感じています。
情報はあくまで参考程度で「どうしてそうするか」という理由付けに関しては自分で調べて結論に達するように心がけることが大切です。
ゴールはシンプル?
これはわたし自身もそうなのですが複雑に考えすぎて、「何をすればいいのかわからなくなってしまう」ということです。
ただこれはすごくシンプルで未経験エンジニアが転職するために必要なことは転職活動で使用するポートフォリオを完成させること、になります。
裏を返せばポートフォリオを完成させればいいのです。何をすればいいか悩んだときに ポートフォリオの完成に必要なことは何か? これを基準に考えることが大切ということになります。