概要
急にサイトが500エラーを発生してつながらなくなったので調査して見ると
RDSのステータスが「Storage-full」、つまりデータ容量がいっぱいになったことが原因でつながらなくなっていた。
対処方法
前提として、「Storage-full」になるとインスタンスが停止するので、DBに繋げてデータを削除することができない。
そのためRDSのストレージ容量を拡張する
をする必要がある。
以下、手順です。
1.RDSの画面から拡張したいDBを選択した状態で「変更」ボタンを押す
2.ストレージを増やす(例だと20GBから30GBに増やしている)
↓↓↓
拡張する時の注意
RDSのストレージ容量を増やすと後から減らすことはできない。
どうしても減らしたい場合は、一度拡張した後にデータを削除した後にdumpを取ってから別のRDSインスタンスを作る必要がある。
ちなみに10GB増やすだけならそんなに金額は掛からない。
例:
リージョン:東京リージョン
ストレージタイプ:汎用 (SSD) ストレージ
$0.138/GB × 10GBとなるので、$1.38/月となる。
1ドル=115円と計算すると約160円くらい。
今後の対策
取れる方法は2つ
1.CloudWatchでストレージ容量を監視し、容量がいっぱいになったら消す
不要なデータを消すことができるならこれが一番お金がかからない。
2.RDSのオプションで容量をスケーリングさせる
RDSのオプションで容量を自動拡張させることができる
そもそもデータ消すことができないのであれば、こっちで対応した方がいい。
私の場合は、コストの関係上「1」で対応することになったが、CloudWatchなどの設定はそんなに難しくなく数分で対応できた。
以上となります。