筆者について
WEB系は3年目くらいのエンジニア。バックエンド担当。
AWSは仕事上触るが、既に組み上がったものを設定を変更するくらいだった。
受験しようと思った理由
触っていたAWS環境に納得いかない設定や構成があった。
でも何も知らないヤツに改善はできない、だから勉強しようと考えた。
1回目の受験編
■勉強期間
平日2時間、土日3時間くらいを3週間続けた。
ネットの合格体験記を見ると大体そんなところが多いように思ったからだ。
■学習方法
まずは、いわゆるオレンジ本
をメルカリで買って試験概要とサービスの概要を知ることにした。
つぎは、ネット無料問題サイト
問題をもっと解かないと受からんだろと思い、無料で200問くらいできるサイトで満点になるまで何周も繰り返した。
正解が多くなるにつれて自信がついてきた。
最後に、Udemy
有名だと思うが、これ一本でOK
のやつをハンズオン編は気になるところだけ視聴し、あとは模擬試験を満点になるまで繰り返した。
この時は「この模擬試験は難易度が高いな...こんなの出るのか?」と思っていた。
(これは2回目の試験時にも使っていたので買ってよかったと思う)
いざ受験
この時はもう結構自信がついていて、ほぼ受かるだろうと思っていた。
なにせあれだけ問題を繰り返してサービス内容を頭に叩き込んだのだから。
結果
680点で落ちました。(合格ラインは720点以上)
問題が本やネットで見た試験内容よりもかなり難しかった...
本やネットの問題よりも深くサービスの設定方法を聞かれたり、最新のサービスについての問題も出て完全に見たことない単語がかなり出ました。
2回目の受験編
敗因と対策を考えた
敗因
■サービスについて隅々まで知らなかったこと
「サービスを知ってる = 細かい設定から最新の情報まで知っている」という事なのだ。
例えば、EC2のスポットインスタンスは途中でターミネートされるサービスと思っていたが、スポットフリートを使えばキャパシティを維持できるといったまで知っている必要がある。
■「ソリューションアーキテクトだったらどう考えるべきか」が抜けていた
そもそも「課題に対してどうすれば解決できるか」をベースに考えなければいけないのだ。
試験問題と捉えるのではなく、Well-Architected
の考えを持って、どのようにすれば課題解決できるかで考えるべきだった。
対策
できるだけ難しい問題を解きまくる
本屋やUdemyで売ってる問題集をできるだけ解きまくって、あらゆる角度からサービスについての知識を深めまくった。
■ おすすめ問題集
細かい問題や最新の問題も出てるし、解説も詳しい。
・【2022年版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)
・AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト問題集
メモする
自分の場合は、notionに各サービスのことを自分の言葉
でまとめてました。
「このサービスは例えばこんな時に使うやつ」みたいな感じで、自分が考えた言葉や例えでノートにまとめてました。
合格して振り返ってみるとこれが結構当たりだったと思います。
結果
もう3週間勉強して、見事合格することができました。
2週間で再度受験できるのですが、考えを改めてゆっくり定着させてから受験しました。
まとめ
受かりましたが、試験中は合格できるか結構不安な感じでした。
どれだけ勉強していても、答えが全くわからない問題は少なくともありました。
やはり継続して勉強していくことが大事だと思います。
ただ実際詳しく勉強したことで、実務でもコスト削減したりできたので、当初の目的は達成できたと思います。
余談
■ ネットの無料問題はオススメしない
模擬問題などをやっていて個人的に重要だなと思ったのは、問題の解説が信頼できるか
だと思います。
ネットの無料のやつをやっていて、解説に納得行かないのがあったりして、「これ正解も合ってんのかな...?」と疑心暗鬼になる。
上記のおすすめは、問題出してる人が元AWSの人だったり、それと同等に詳しい人だったりするので、解説も信用しやすかった。
※ネット無料問題のやつが悪いわけではない。勉強し始めはいいかもしれないが、これに時間を割くのは勿体ない気がする。