はじめに
この記事では備忘録ついでに、Ubuntuをクリーンインストールしたあとに追加でやったことのまとめを残します。インストールしたバージョンは
Ubuntu Desktop 20.04.3 LTS(英語版)
使用用途はブラウジング、プログラミング(C++)、グラフ作成、Markdownの作成、Zoomなどです。
大学での持ち運び用に古いWindowsパソコンを引っ張り出してきて使おうという魂胆です。
特にキーボードがもともとUSキーボードだったので日本語リミックスではなく英語バージョンをそのまま使います。
一気にできないので少しずつ追記をしていきます。参考文献を引いているのでそちらを参照していただければ幸いです。
準備
以下のインストールにはすべてTerminalを用います。イメージはWindowsのコマンドプロンプトです。開くにはお好みのタイミングで
Ctrl + Alt + T
です。これができないと先に進めません。
やったこと
Google日本語入力(Mozc)のインストール
英語版でもいいですが日本語入力ができないと困るのでMozcを入れます。
$ sudo apt install ibus-mozc
これで再起動すればインストールOKです。言語を切り替えるには
Windwosキー + Spaceキー
です。うまく切り替わらに場合はUbuntuなら右上にIME的なのがあるのでそこをクリックして「Hiragama」に変えてあげてください。
FFmpegのインストール
Firefoxで大学の講義動画を見ようとしたところ、
you may required to install the video codecs
とコーデックをインストールしてくれ、とのエラーメッセージが出ました。Youtube等の動画共有サイトではデフォルトで動画再生可能なようですが、大学生御用達のMoodleにアップロードされている動画は再生不可能なようです。
そこで、フリーの動画再生、記録、変換ソフトであるFFmpegを入れます。インストールは
$ sudo apt install ffmpeg
これで大学生の皆さんは問題なく講義動画がみられます。
VScodeのインストール
普段からVScodeを使っていて、何でもかんでもVScodeで書く癖がついているのでUbuntuにも入れておきます。
注意点ですがsnap経由でVScodeを入れると、mozc(Google日本語入力)が有効になっていても日本語を入力することができません。
そこでLinuxのインストールファイルの形式である .deb のパッケージからインストールします。
Microsoft公式
https://code.visualstudio.com/download
においてあるdebパッケージをダウンロードして実行すると、自動でVScodeがインストールされます。
Zoomのインストール
snap経由でインストールしました。こちらは日本語入力が問題なくできます。
C++コンパイラなどのインストール
C++をメインで書くのでコンパイラとしてg++を入れます。
$ sudo apt install build-essential
デバッガとしてgdbを入れます。gdbはgccでコンパイルしたプログラムのデバッグを行うデバッガですが、互換性のあるものならデバッグしてくれます。
$ sudo apt install gdb
インストールちゃんとできたか確認するときは
$ sudo apt install g++
とやると教えてくれます。VScodeをエディタとして使うために細かいJSONなどの作成は
@CamouflageSixさんの記事
を参考にさせていただきました。ありがとうございました。
GoogleDriveのマウント
日常的に講義のPDF等はすべてGoogleDriveに入れているのでUbuntuでも見れるようにします。GoogleDriveを見るには
- Webブラウザからログインしてみる
- パソコン上のフォルダをマウントしてアクセスする
の2つがあります。これはLinuxに限らずWindowsでもどちらも可能です。フォルダをマウントすると、ファイルの移動などがやりやすいため、そちらで運用します。
参考にしたサイト様
「Ubuntu20.04でGoogleドライブを同期させたので手順を書く」,(2021年10月4日閲覧)
http://pineplanter.moo.jp/non-it-salaryman/2020/08/15/google-drive-ubuntu/