14
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

開発チームで読書会を開いた話。

Posted at

備忘録です。

概要

4~6月にかけ隔週で計5回のラーニングセッション(以下「LS」表記)を行いました。

  • 時間は1回につき1時間
  • 事前にページの範囲を決めて読んでくる
    • 9章構成だとすれば3章ずつくらいといった感覚でページ数を決めていました
  • 意見や感想を各自miroに付箋で書き出しておく
    • 書き出すツールは本当に何でも大丈夫です◎
  • LS当日、付箋をもとに意見を交わす

本の内容については、ぜひ各自で読んでいただけたらと思います。

選書

1冊目 UIデザイン必携

「デザインにも強いチームになりたい。」というのが通期に渡り自チームの目標でした。
とは言っても6人中4人はデザイン初心者のチームです。
そのため、チームでデザインを考えたり互いのデザインをレビューしたりするための第1段階として

  • デザインの基礎知識を全員が得ていること
  • デザイン知識がチーム内で共通化されていること

が求められていました。

LS前後での変化

  • デザインレビューの質が向上した
    • 単純に意見の数が増えました
    • 「ここに『決定』ボタンっておかしくない?」というように、デザインの違和感に気づくようになりました
  • 一つ一つの要素や配置等に対して理由づけができるようになった
    • なんとなく作成するのではなく「このような理由でこのデザインにしました」と言えるようになりました

意見共有会というよりは、デザインにおける要点の擦り合わせ、デザイン勉強会の側面が強かったと思います。
(というより、2冊目の本が「本来のLSの側面を成していない」と表現した方が正しい気がしています...^^;)

結果

チーム全員がデザインをするための第1段階を突破できました。

2冊目 イノベーション・オブ・ライフ

LSで「人生設計」「働き方」のような内容の本を扱ってみてもいいんじゃないかという話から選書されました。
文中いくつかの問いが課せられており、それに対する意見は三者三様でした。
内容が内容なので、大変個人の思想に偏っていました。
正直「チームで読む本ではなかったかも...」というのが総意です。
ただ、その中でも「人生観について」意見を交わすという時間は、それはそれで面白く充実した時間だったように思います。
「人生観」に共通の明確な答えがあるわけないので、実際LSの進行は非常に難しかったのですが、面白かったというのもチームの総意でした。
互いの価値観を共有するという点に関しては、もしかしたらチームビルディングの部分でいくらか役立つかもしれません。

LS前後での変化

すぐに変化が表れるような内容ではないかな...自分自身の今後に期待です!

結果

LSの本来の目的である「チームの学習共有」という側面はないものの、個人的には今後の人生について深く考える良い機会になりました。
また他人の人生観に触れることで、新たな視点で自身の人生観について考えられたように思います。

まとめ

個人的にはどちらの本も学びが多く、やってよかったように感じています。
「チームで」を考えると選書って難しいというのが本音ですが、意見を交わすという時間自体はチームとしても大変有意義な時間でした。
ぜひみなさんの開発チームでも読書会を開いてみてはいかがでしょうか?

14
3
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
14
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?