EFSとは
Amazon Elastic File System の略
AWSクラウドサービス及びオンプレミスリソースから利用出来る拡張性・適応性のあるファイルストレージサービス
ファイルシステムを作成し、ファイルシステムをEC2インスタンスマウントし、ファイルシステムとの間でデータの読取り及び書込みを行うことが可能
- フルマネージド型のNFSサーバー
- ネットワークファイルシステムバージョン4(NFSv4.1及びNFSv4.0)プロトコルをサポート
- 作成時に容量を指定することなく、利用した容量分のみ拡張・課金される
- データ転送量・リクエスト数による料金は発生しない
- データは複数AZに保存されており、高耐久性・高可用性がある
- スタンダードアクセスと低頻度アクセスの2つのストレージクラスがある
- 1ファイルの最大容量48TB
- インターネットからの直接アクセスは不可
ユースケース
- アプリケーションの共有ディレクトリ
- 複数インスタンスからの同時アクセスが必要(EBSでは実現不可)
マウントターゲット
- ファイルシステムにアクセスするためにVPCに作成する
- EC2インスタンスからマウントターゲットを介して、AZ外にあるEFSにアクセス出来る
- 固定のDNS名とIPアドレスを有する
パフォーマンスモード
1. 汎用モード
- 一般的な用途を想定したデフォルトのモード
- レイテンシーが低い
- 1秒あたりのファイルシステム操作を7,000に制限
2. 最大I/Oモード
- 何十から何千というクライアントからの同時アクセスが発生する大規模な構築に利用
- レイテンシーが多少長くなる
- 合計スループットを優先してスケールする
その他ファイルストレージ
Amazon FSx For Windows File Server
Windows File Server をAWSクラウド上で利用したい場合に使用するストレージ
- 最大数千台のコンピューティングインスタンスからアクセス可能
Amazon FSx For Luster
高速コンピューティング処理を実現する分散・並列処理専用の超高性能ストレージ
- 最適容量3,600GB
- 最大数百GB/秒のスループット
- 数百万IOPSまでスケール可能
- S3とシームレスな統合により、データレイク型のビッグデータ処理や解析ソリューションに組み込む