git のaliasの設定方法です。
動作確認環境はMacです。
###aliasとは
例えば、git status
というコマンドをaliasを設定することによって、git s
とすることができます。
6文字が1文字になるだけですが、頻繁に使うコマンドであれば、とても便利に感じると思います。
###設定ファイル
コマンドで設定する方法もありますが、今回は設定ファイルを編集する方法で設定します。
どの設定ファイルを編集するかによって、aliasが反映される範囲が異なります。
反映させたい範囲 | 編集する設定ファイル |
---|---|
システム全体 | /etc/gitconfig |
ユーザー | ~/.gitconfig もしくは ~/.config/git/config |
リポジトリ | リポジトリルートディレクトリ/.git/config |
以下サンプルは~/.gitconfig
を編集しています。
###設定方法
~/.gitconfig
を開きます。
~/.gitconfig
は直接ディレクトリをたどって開くこともできますし、以下のコマンドで開くことも可能です。
$ git config --global --edit
以下のように追記します。
~/.gitconfig
[alias]
s = status
これでgit s
と打つと、git status
が実行されます。
ここに続けて記述していくだけでOKです。
~/.gitconfig
[alias]
s = status
ss = status -s
co = checkout
私はcheckout
をco
にするだけでだいぶ楽になりました。
ググるといろいろな方がaliasの設定を公開していらっしゃって、とても参考になります。