こんにちは!私はスーパーの店員をしています。
商品についてお問い合わせがあったとき、そのお客さまのニーズに合わせた接客や商品の提案ができたら嬉しいものです!
しかし現実は様々な業務をこなすことで精一杯で、商品知識を学んだり職場のメンバーに共有することは後回しになりがちです。
また、社内研修があったとしても、全員が参加できるわけでもなく、かといって研修参加者が知識をしっかり持ち帰って共有できるかといえば、残念ながら難しいでしょう。
さらに大きな問題点としては、一方的に情報を伝えた場合、相手が「理解したか」の確認ができないことです。
この問題に取り組むべく、自分でアプリを作成できるツール「Glide」で何かできないか考えてみました。
実装したもの
4択のクイズで楽しく知識を学んでもらえるアプリを作りました!
クイズの題材は、特にお客さまから質問を受けやすい高額商品についての知識や、必ず理解してほしいお店の防災・安全に係わることにしました。
(実際に操作してもらった画像「お店の防災・安心安全について」のクイズ)
さっそく不正解の回答をしていて、作った甲斐がありました~🎵
実装物へのメンバーの反応
[部下Aさん]
◎ 今までは話を聞いて分かった気になっていたが、実際のところ理解できていなくて後々困ることがあった。クイズなので自分の分かっていないところが間違いとして表示され、印象に残り覚えられそう。
× ところどころ英語表記があって分かりにくい。
[部下Bさん]
◎ 誰が何を正解して何を間違ったか、というのが集計されるのでチームをまとめる人にとってはメンバーの理解度が分かってよいと思う。こちらとしても、質問しやすくなるのでお互いに良い気がする。
[同僚Cさん]
◎ 操作が簡単で手軽。スマホなのもとっつきやすい。
× 共有する側(クイズを作る側)としては4択も考えるのが大変。また、4択では対応できないこともあるのでクイズ形式にもっと幅があるとよい。
使ったツール
Glide
「共有」という観点で言えば、Googleスプレッドシートでリアルタイムで共有・更新することもできます。
しかし、メンバーの「理解度」が知りたかったことと 、楽しく学んでもらうために、クイズ形式でアプリを作れるGlideを使用して作成しました。
作成手順
①Glideにサインイン
②テンプレートの中からCommunity Quizzesを選択、Copyします
③Addで自分の作りたい問題と解答・ダミーの選択肢を入力します
実際にクイズに回答してみると…
このような形で正解・不正解がクイズをした本人にすぐに分かります。
また、クイズを作成した側にもデータが集まるので、誰が何を間違ったかが分かり、次の対策ができます。
作成してみて
今まで紙媒体で「テスト」と称してこのような知識問題を作ったことはありましたが、作成・配布・回収・採点・返却という作業に時間がかかり、いつしかやらなくなってしまった過去があります。
その点アプリなら、登録したユーザーにはいつでも自分のスマホで参加してもらえる、クイズ内容をどんどん追加・更新していけるという大きなメリットがあります。
何事も続けることに意味があるので、使えば使うほど操作が分かってきて便利に感じるアプリの活用は、チームメンバーに根付きやすいように思いました。
番外編:Glideで業務チェックリストも作ってみた
Glideにはテンプレートがたくさんあり、私のようにデジタルに疎い人間でも簡単に活用できるものがいくつもあります。
その中でチェックリストが作れるテンプレート(Cleaning Checklist)を見つけたのでご紹介します。
20分くらいでできました! これで忘れがちなルーティン作業に漏れがなくなればいいのですが…!Glideで業務のチェットリスト作ってみた〜!
— ちひろ (@lK1g7JSsb6tLu0I) May 5, 2022
自分で作ったアプリだからしょぼくても愛着わく!#Glide pic.twitter.com/6n0MJEPuBk