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EC-CUBE4でGTM+Google Analyticsのeコマース設定

Last updated at Posted at 2020-09-10

EC-CUBE4でのeコマース設定、GTMでの設定方法があまり見当たらなかったのでメモ
ブロック管理、レイアウト管理を利用した設定方法です。

タグマネージャのタグを設置

タグマネージャ用のタグを設置します。ブロックを作成し、レイアウトに配置していきます。

ブロックを作成する

GTMのタグは、Googleタグマネージャーの管理画面から、管理→Google タグ マネージャーをインストールで確認できます。

head内に記述するものと、body内に記述するものの2つがあります。

image.png

これをコンテンツ管理→ブロック管理で、それぞれブロックを作成します。

head内に設置するブロック
image.png

body内に設置するブロック
image.png

以下のように、Google Tag Manager(head)とGoogle Tag Manager(body)の2つを作成しました。

image.png

レイアウトに配置する

次に、作成したブロックをレイアウトに配置します。

コンテンツ管理→レイアウト管理から、作成したブロックを配置します。
<head></head>タグ内に、Google Tag Manager(head)を、<body>タグ直後に、Google Tag Manager(body)を配置します。

image.png

上記は「トップページ用レイアウト」の設定例ですが、「下層ページ用レイアウト」にも同様に設定します。

コンバージョンタグを設置

購入完了ページでコンバージョンを計測できるよう、コンバージョンタグをブロックで作成し、レイアウトに配置します。

ブロックを作成する

コンテンツ管理→ブロック管理から新規ブロックを作成します。

image.png

コードは以下のように作成しました。


{% if app.request.pathinfo == '/shopping/complete' %}

<script>
        var transaction_products = [];
        {% for OrderItem in Order.MergedProductOrderItems %}
        transaction_products.push({
            sku: '{{ OrderItem.product_code ? OrderItem.product_code : OrderItem.product.id }}',
            name: '{{ OrderItem.product_name }}',
            price: '{{ OrderItem.price_inc_tax }}',
            quantity: '{{ OrderItem.quantity }}'
        });
        {% endfor %}
        window.dataLayer = window.dataLayer || []
        dataLayer.push({
            'transactionId': '{{ Order.order_no ? Order.order_no : Order.id }}',
            'transactionTotal': {{ Order.payment_total }},
            'transactionProducts': transaction_products
        });
</script>

{% endif %}

必要最低限のパラメータだけ指定していますが、その他にも渡せるパラメータはあるようなので、詳細はタグマネージャのドキュメントを参考にするとよいと思います。

また、EC-CUBE側の値は以下のものを渡すことができます。

項目 変数
注文ID {{ Order.id }}
注文番号 {{ Order.order_no }}
支払金額 {{ Order.payment_total }}
商品ID {{ OrderItem.product.id }}
商品規格ID {{ OrderItem.product_class.id }}
商品コード {{ OrderItem.product_code }}
金額 {{ OrderItem.price }}
金額(税込) {{ OrderItem.price_inc_tax }}
個数 {{ OrderItem.quantity }}
規格名1 {{ OrderItem.class_category_name1 }}
規格名2 {{ OrderItem.class_category_name2 }}
商品名 {{ OrderItem.product_name }}

その他の値はソースコードを参照してみてください。
https://github.com/EC-CUBE/ec-cube/blob/4.0/src/Eccube/Entity/Order.php
https://github.com/EC-CUBE/ec-cube/blob/4.0/src/Eccube/Entity/OrderItem.php

レイアウトに配置する

作成したブロックを、レイアウトに配置します。
こちらのブロックは、「下層ページ用レイアウト」のみ設定します。

image.png

<head></head>タグ内に作成したブロックを配置します。
このとき、Google Tag Manager(head)より上に配置する必要があります。

GTMおよびAnalyticsの設定

あとは、AnalyticsとGTM側で設定が完了すれば計測開始できます。

  • Analytics→eコマース設定を有効にする
  • GTM→トラッキングタイプをトランザクションに設定したユニバーサル アナリティクス タグを作成する

詳しくはドキュメントを参考にしてみてください。
https://support.google.com/tagmanager/answer/6107169?hl=ja

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