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EC-CUBEはなぜSymfonyを選んだのか

Last updated at Posted at 2019-05-22
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Symfony Meetup Kansai #1


自己紹介

  • 足立智広@株式会社イーシーキューブ勤務
  • EC-CUBEエバンジェリスト
  • EC-CUBEの2/3/4の開発してきました
  • ふだんは定時退社で子どものお迎えしてます
  • twitter: @chihiro_adachi

EC-CUBEのバージョン

  • EC-CUBE 2.13.x
  • EC-CUBE 3.0.x(Silex)
  • EC-CUBE 4.0.x(Symfony)

EC-CUBE3の話をします

  • PHPカンファレンス2015東京

2017年10月ごろ

  • EC-CUBE「3.1」の開発が始まる
  • EC-CUBE3.0でカスタマイズしづらかったところ、難しかったところを中心に改善
  • もともとは互換性をある程度保持して、改善で留める予定でした

Silex EOL問題


12月〜2月くらいでSymfonyへの移植


Symfonyは3.4.xを採用

  • 当時のLTSだった
  • 4のLTSはまだ4.0が開発中だったこともあって見送り

Laravelはどう?という声もあった

  • 3.0でユーザさんにだいぶ負荷をかけた
    • 学習コスト面、既存の知識が使えなくなる等
    • できるだけ近しいフレームワークを選択したかった

SilexからSymfonyへの移行の仕方

  • Hello Worldから始める
  • プラグインの機構づくりも必要だったので、コンテナのコードリーディングやBundleの作成方法も
  • Silexからの移行方法はこちらにまとめました

コンテナのコンパイルの流れ

ちょっとマニアックな資料もあります

image.png


Symfonyのよいところ

  • 後方互換性の担保
  • composer updateを定期的にしているがほぼ問題になることがない
  • (たまにEC-CUBEのTravis-CIが落ちるときもある)
  • 安心して使える、計画できる

Symfonyのよいところ

  • EC-CUBEのプラグインの機構はほぼSymfonyの拡張に乗っかって作っている
  • Event/WorkFlow/Auto Configure/Autowiringなどなど
  • 3.1のプロトタイプ開発時は、結構独自実装しようとしていた

Symfonyのよいところ

  • Silex版のEC-CUBEと比較して、標準状態のパフォーマンスが倍に
  • 正確には、Silexでは細かいチューニングが必要だったのが、Symfonyではprodモードに切り替えるだけで設定できるようになった

Symfonyで苦労したところ


ありがとうございました

  • EC-CUBEを通じて、もっともっとSymfonyに触れてくれる人を増やしていきたい
  • みんなで普及していきましょう!
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