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Slack API種類が多すぎて分からない人のための大雑把な解説

Last updated at Posted at 2020-12-18

はじめに

「Slack API触りたいけど、なんかいっぱいあってよく分からん!」
と言う人が、全体像と、「とりあえずこれをやれば良いんだな」と言うのを理解できるようになるための記事です。
細かい使い方については省いています。

結局何使えばいいの?

とりあえず Web APIEvents API を使えるようになれば大体のことはできるようになります。

Slack APIは大きく分けて2種類

なんか色々と種類があるSlack APIですが、大きく分けると

  • 自分からリクエストを送るAPI
  • Slackからリクエストが送られてくるAPI

この2つだけです。

自分からリクエストを送るAPI

図表-13.jpg.jpeg

用途の例

  • 特定のチャンネルやDMにメッセージ送信
  • チャンネル一覧や、メンバー一覧など、何らかの情報を取ってくる

解説

Slackに能動的に動いてもらいたい場合に使います。

Web APIは多くのことができますが、Incoming Webhookは基本メッセージ送信だけを担当します。
最初はIncoming Webhookを使ってみて、慣れたらWeb APIに移っていきましょう。

Slackからリクエストが送られてくるAPI

図表-15.jpg.jpeg

用途の例

  • 送られたメッセージに対して返信を返す(一般的なチャットボットのイメージ)
  • メッセージ上の出席or欠席ボタンをクリックしたら、出欠がDBに保存されて、返信が返ってくる

解説

Slack上での動作に対して、反応を返して欲しい場合はこちらを使います。
自分がレスポンスを返す側なので、自作のコードをサーバー上に公開しないといけません。
大体難しいのはこっち。

基本はEvents APIを使います。
必要に応じて、コマンドが使いたければSlash Command、リッチなUIが使いたければ、Interactive Componentsを組み合わせていくイメージ。

それぞれのAPIの出来る範囲

図表-17.jpg.jpeg

設定項目6種類について

image.png

色々ありますが、Web APIとEvents APIを使う上で、最低限必要な設定はPermissionsとEvent Subscriptionsだけです。
(Botsはインストールすると自動でチェックが入ります。)

参考

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