Django 4.2 LTS までは DEFAULT_FILE_STORAGE
にアップロードファイルを扱うストレージクラスを指定することで、ローカルフォルダ以外のストレージに対応することができました。
Django 5.2 LTS では DEFAULT_FILE_STORAGE
は廃止されているため、4.2でも導入されていた STORAGES
設定を利用する必要があります。
STORAGES
では アップロードファイルだけではなく、静的ファイル (staticfiles
) の扱いも定めることができます。
これまでの設定を置き換えるには次のように書き換えると良いです。
旧方式
DEFAULT_FILE_STORAGE = "app.storage_backends.MediaStorage"
新方式
STORAGES = {
"default": {
"BACKEND": "app.storage_backends.MediaStorage",
},
"staticfiles": {
"BACKEND": "django.contrib.staticfiles.storage.StaticFilesStorage",
},
}