最初に
WWDC2023、皆さんはもうご覧になったでしょうか(見ずにここへたどり着いた人はいないでしょうが。)
前置き要らんっていう人も#最初には読んでください。諸注意が書いてあるので。
読んだら#実際にBeta入手してみるに飛んでください。
さて、前置きはほどほどに。macOS Sonomaですが、早速ダウンロードしてみました。
最初はAppleから公開されている正規の方法で試してみたのですが、AppleDeveloperProgramに登録できる条件を満たしていないために入手できませんでした。
しかし、実際にはMacOSに入っている標準コマンドのみでダウンロード可能なようです。自分の環境では問題なくダウンロード、インストーラー起動まではたどり着いたのですがAppleから公開されている手法ではないですのでご注意ください。なおこれより下の操作を実際に行う場合はくれぐれも自己責任でお願いします。
なんで入手できなかったか
前述のとおりです。学生なのでカードはおろか年齢という基本的な条件すら満たしていません。
Sonoma Betaほしいのにっっっっっっ (`;ω;´)
簡単な方法があった
そんな中見つけたのが次のサイトです。
このサイトによればHighSierraからseedutilコマンドなるものが導入されたようです。
それによりAppleDeveloperProgram登録なしでBetaを入手する方法ができたようです。
sudo {ディレクトリ}seedutil (登録/登録解除) シード
といった具合でコマンドにて登録などの手続きをせずDevBetaを入手できるようです。
書いてて実はみんな知ってるんじゃないかと怖くなってきた。
自分はこれ見つけるのに相当時間かかったのでよくわからないんだよね
実際にBeta入手してみる
使い方
このコマンドは以下のディレクトリにあり、sudo権限を必要とします。使用方法を見るには次のようになります。
sudo /System/Library/PrivateFrameworks/Seeding.framework/Versions/A/Resources/seedutil
入手する
さっそく入手しましょう。
terminalを開いて次のように入力します。
ちと長いのでコピペしやすいように最初の%は外してあります。
sudo /System/Library/PrivateFrameworks/Seeding.framework/Versions/A/Resources/seedutil enroll DeveloperSeed
結果
これでDeveloperBetaを受け取れるようになりました。
早速システム環境設定->ソフトウェアアップデートを確認しましょう。何度か読み込んだ後に"macOS 14 beta"と表示されるはずです。出てこない場合は何度か開いて戻ってを繰り返してみましょう。
システム環境設定
"今すぐアップグレード"をクリックしダウンロード完了を待ちましょう。完了後自動的にインストーラーの確認画面が開くのですぐにアップグレードしたくない場合はアイコンを右クリックして終了しましょう。
お約束のcreateinstallmediaコマンドもちゃんと入っていました。
とりあえずiso化もできています。
なおBetaの為アップグレード前にはデータバックアップを取り、初期化してもいい環境で実行しましょう。間違ってもメインのMacでバックアップせずに、なんて無謀なことしないでください。筆者は責任を取りません。
解除
unenrollでDeveloperBetaを受け取る状態を解除できます。
sudo /System/Library/PrivateFrameworks/Seeding.framework/Versions/A/Resources/seedutil unenroll
状態確認
currentで現在のseedを確認できます。
sudo /System/Library/PrivateFrameworks/Seeding.framework/Versions/A/Resources/seedutil current
最後に
ダウンロードできましたでしょうか。
もしこのコマンドが動作しない、また新たな問題を吐いた、等ありましたらコメントにお願いします。
何しろ自分も知ったばかりの物なので勝手が理解できているかというとそういうわけでもないんです。
参考サイトを張っておきます。それでは。
参考サイト
ありがとうございました。