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Python3エンジニア認定データ分析試験 合格体験記

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はじめに

2022年1月、Python3エンジニア認定データ分析試験に無事に合格できました。
私自身の背景を含めた合格までの勉強方法や、ポイントなどをお伝えできればと思います。
これから受験される方の、一助になれば嬉しいです。

筆者の背景

・文系(数学的教養はかなり乏しいと思います)
・Pythonは実務では使用していません
・2021年10月にエンジニア認定基礎試験 合格済み

試験の概要

Python3エンジニア認定データ分析試験は主教材である翔泳社出版の「Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書
から出題されます。
スクリーンショット 2022-02-02 14.15.06.png
この教科書の内容から試験では、以下の範囲と割合で出題されます。
SnapCrab_NoName_2021-11-8_18-46-22_No-00.png
みてお分かりの通り、4章の「ライブラリによる分析実践」の出題割合だけで67%を超えます。
受験勉強にあたって、「この章に注力し理解を深めなければ合格不可能…」と理解し勉強開始しました。

勉強方法

まず最初に、勉強期間は約2週間弱で合計すると時間にして25時間ほどでした。
平日は通勤時含め約3時間、休日は2時間程を勉強にあてました。
勉強方法ですが、具体的には下記の要領で行いました。

①社内勉強会の参加 (6h)

社内で開催された「Pythonデータ分析試験対策 数学の基礎」勉強会に参加しました。
この勉強会は、社内で既にこの試験に合格した先輩が開催してくれたもので、出題範囲の15%を占める数学の基礎部分を、過去問題をもとに基礎知識や計算の方法について学びました。
結果、本試験で「これはあの時やったあの解き方だな!」と落ち着いて問題を解くことができました。
この勉強会での学習がなければ文系の私にとって、個人で学習するのはもっと時間がかかっていたと思います。

②主教材を1周 (7h)

「Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書」を一周しました。
読み進める中で理解できない所も多々ありましたが、まずは読み切ることを目標に学習しました。

③模擬試験を解く (12h)

Web上に公開されている模擬試験「Prime Study」を解きました。
こちらの模擬は、40問×3回分を何度でも受けることができ、うち1回目には解説も掲載されています。
またその解説はテキストでの説明だけでなく動画解説も用意されており、この動画解説がかなり分かりやすかったです。
模擬試験を用いた学習は、問いを解いてみて「なぜこの選択肢が合っているのか?間違っているのか?」を教科書を逆引きして学習することになると思いますが、動画のおかげでこの時間をかなり短縮することができました。
動画解説はしっかりと視聴することをオススメします!
また、動画を見ながら少しでも理解することができない箇所があったらその場で、教科書を用いてクリアにするようにしていました。
最終的に模擬試験の正答率が9割を超え、問題の各選択肢がなぜ合っていて、なぜ間違っているかを言える様になるまで繰り返し学習しました。

④自作のまとめテキストを作成 (1h)

自身で教科書の内容のまとめと、模擬試験の解説で分からなかった箇所を調べた結果を抜粋した画像やテキストを、Evernoteにまとめました。
本試験前に模擬試験を1通り解くことにプラスして、この自作テキストを一読しました。

試験結果

本試験の結果は8割弱で、無事合格することができました。
模擬試験では9割ほど正答率を取れていましたが、本試験は模擬に比べ、基礎的な内容の問いが多かったと感じました。
発展的な出題が多い模擬試験ではあえて触れないような基礎的な問いが多く、模擬と教科書の行き来だけでは拾いきれていない部分もあった様に思います。

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