2021年3月に統計検定2級(CBT方式)を受けてきました。
本記事はその議事録です。これから受験する方の参考になれば良いと思っています。
##目次
1:CBTを受験した感想
2:使用テキスト
3:勉強時間・勉強方法
4:CBTのコツ
##1:CBTを受験した感想
まず、私の結果ですが70点(60点以上で合格)で合格しました。
受験する前にCBT方式に関するネット記事やtwitterで統計検定2級と検索していると「CBTは時間が足りない」「一問一答」「検定の問題がたくさん出題される」「計算問題がたくさん出題される」と言う方が多かったです。
実際に、私が受験した感覚だと「時間は余る」「一問一答」「検定はペーパーテストと同じくらい」「計算問題は多い」という感想です。ネットの方々は計算問題が多いから時間が足りないということだと思うのですが、確かに計算問題が多いですが消去法で回答できる問題も多く、計算する必要がない問題も多かったです。また、検定の問題に関してはペーパーテストと同じくらいの量でした。
CBT方式は、問題がランダムに出題されているので、今回私が受験した内容だと上記のような感じでした。
##2:使用テキスト
受験するにあたり、勉強に使用したテキストを紹介します。
①統計検定2級公式問題集2017-2019
②kindle unlimited統計検定2級模擬問題集1-3
③統計web
の3つです。
①は定番の公式問題集です。これは間違いなく必須でしょう。
②はkindleで読むことができる模擬問題集です。統計webを運営している会社が出版しており、基礎を抑えるのに役立ちます。
③は統計webと言うサイトです。統計検定を受験する方はみなさんこのサイトを活用しています。
私はこの3つを用意すれば十分だと感じました。費用も3000円以内で済むと思います。
##3:勉強時間・勉強方法
まず、勉強時間ですが合計で20時間いかないくらいです。
内訳は、公式問題集12時間、模擬問題集3時間、統計web3時間くらいです。
続いて、勉強方法です。あくまで個人的な方法なので、この方法を試せば合格を補償できると言うわけではありません。
①過去問3年分を一周する(一周目の出来は30~50%)。
②過去問でわからなかった問題を統計webの解説で調べる(過去問の解説がわかりにくい)。
③過去問3年分の二周目をやる(二周目の出来は70~90%)。
④模擬問題集を一周解く。
このような流れで行っていました。これで、本番70点でした。
##4:CBTのコツ
CBTはペーパーテストの問題と全く違います。なので、CBT用の対策が必要だと終わってから感じました。
コツ1:感想のところで少し述べたように、一問一答なので、とにかく文章を読むスピード・計算スピードが求められます。そこで、過去問を30分~60分で解けるようになるとCBTでも時間余るレベルになると思います。
コツ2:一問一答になったからなのか、ペーパーよりも問題が基礎的な内容になったように感じました。なので、用語や公式など基礎を抑える必要があります。模擬問題集がこれらの対策にはピッタリです。
##最後に
統計学はこれからの時代の教養科目になると思うので、ぜひ勉強してみてください。