Azure NetApp Files とのクラウドストレージサービスとしてSMBとNFSのプロトコルをサポートし、デュアルプロトコルもご利用は可能です。
早速作成してみましょう!
■操作の流れ:
1、Azure NetApp Filesアカウントの作成
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2、Azure NetApp Filesアカウントの「AD参加」に必須項目を入力
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3、Dualプロトコルボリュームの作成
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4、DualプロトコルボリュームをLinux仮想マシンへマウント
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5、DualプロトコルボリュームをWindows仮想マシンへマウント
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6、Windows仮想マシン側にユーザーの[uid][gid][obejectclass]等を設定
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7、Linux側から設定したユーザーへ切り替え、通常の操作が可能
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8、Windows仮想マシン側からLinux側作成したものが確認可能
■具体的な手順:
1、Azure NetApp Filesアカウントの作成
必要な項目を入力し、直ぐにアカウントが出来上がります。
2、Azure NetApp Filesアカウントの「AD参加」に必須項目を入力
3、Azure NetApp Filesアカウントのメニューバーから「ボリューム」をクリックし、ボリューム作成画面に必要な項目を入力
プロトコルタイプの箇所には「Dual-Protocol」を選択
4、作成したボリュームのメニューバー①「マウントに関する指示」の中で図②で表示されたコマンドをコピペして、Linux仮想マシンへマウント
5、Windows仮想マシン側は図の③で表示されたマウントパスを「Map Network Drice」としてマウント
6、Linuxユーザー側でマウントしてからWindows仮想マシン側にてLinuxユーザーの[uid][gid][obejectclass]等を設定(LDAPユーザーはLDAPサーバー上で特定のPOSIX属性を持つ必要の為)
「スタート」-->「Windows管理ツール」-->「Active Directory Users and Computes」-->ドメインの配下「Users」を右クリックし、該当ユーザーを右クリックし、下記のように設定を行い
※もし「Attribute Editor」は表示されない場合、「Active Directory Users and Computes」の「view」から「Advanced Features」に選択してください
補足情報:もし不定期なユーザーまたは一時的なアクセスだけをしたい場合、Azure NetApp FilesアカウントのAD参加のところ、「Allow local NFS users with LDAP」のチェックにも入れる、ただこのオプションを有効にすると、LDAPサーバーからのユーザーの認証と参照動作が停止になります。
7、Linux側から設定したユーザーへ切り替え、通常作業が可能です。
※間違い入力等一緒に見せてる形でお許しを
8、Dual-testというフォルダを作成してみました。
Windows仮想マシン側で作成されたフォルダはNFS側でも確認可能
もしDual-Protocolが気になる方は是非お試しください!