OutSystemsを文系卒新入社員に教えるにあたって、どんな風に教えたらわかりやすいかを試行錯誤中です。
なにかアドバイスもらえたら嬉しいです。
今回は「お弁当」を例えにして、OutSystemsの基本要素をわかりやすく解説します!
さらに、構造体(Structure)の再利用が業務効率化につながるという観点も取り上げます。
🍙 お弁当たとえ一覧
OutSystems用語 | お弁当での例え | 説明 |
---|---|---|
Entity(テーブル) | 冷蔵庫 | 食材が保存されている場所(DB) |
Structure | お弁当箱の型 | 中身のルールが決まっている容器 |
Local Variable(Interface) | 空のお弁当箱 | 表示や編集のための仮詰め状態 |
Local Variable(Server Action) | キッチンの作業台・小皿 | 加工中に使う一時置き場 |
Assign | 詰める作業 | 中身をお弁当箱に詰める処理 |
Server Action | 調理 | データを加工する処理 |
Data Action | おかずを届ける | 調理済みのデータを画面に届ける処理 |
Interface(画面) | お弁当の見せ合い・実食 | ユーザーに見せたり触ったりするところ |
OnAfterFetch | 詰め替えステーション | 冷蔵庫から取ってきた食材を、一度作業台に置いてから調理・編集する |
🧠 Structure × Local Variable 再利用のすすめ
OutSystemsでは、Structureを共通化して、Local Variableの型として使うことで
開発や保守の効率が格段に上がります。
✍️ 具体例
- 画面(Interface):お弁当箱に詰めて編集・表示に使う
- サーバーアクション:同じ型のお弁当箱を使って裏側で調理・加工
- → 同じ型を使えば、作業がスムーズに連携できる!
✅ 業務効率化のメリット
メリット | 説明 |
---|---|
コードの共通化 | 同じ構造体を使うことで、重複ロジックを避けられる |
バグ削減 | 型が統一されていれば、受け渡しミスや変換ミスが起きにくい |
保守性向上 | 構造が明確で、修正時の影響範囲も把握しやすい |
教育・引き継ぎが楽 | 「この型を使えばOK」と教えやすくなる |
🎓 まとめ
「お弁当」という身近なもので例えることで、OutSystemsの概念がグッと身近に感じられたのではないでしょうか?
特に、画面とサーバーアクションで同じStructureを使うことは、
設計の統一・開発スピード・保守性のすべてを高める大きなポイントです。