TL; DR
- ソースコードを公開する時には、ライセンスを設定しよう
- GitHubが作った、choosealicenseというサイトを見るとライセンス選択の役に立つ
- 最終的には専門家にきちんと相談しよう
GitHubのドキュメントとchoosealicense
GitHubのヘルプにある、以下のドキュメントを見ると、公開するリポジトリにはライセンスを付与しましょうという話が書かれてあります。
この中で登場するのが、以下のサイトです。
自分のシチュエーションに合わせて、ライセンスを選択するようにナビゲーションしてくれます。
たとえば
- シンプルで寛容なものが欲しい(I want it simple and permissive.) … MIT License
- コミュニティで働く場合(I need to work in a community.) … Apache License 2.0、MIT License、GNU GPL、etc
- 改善を共有することに関心がある(I care about sharing improvements.) … GNU GPLv3
- プロジェクトがソフトウェアではない場合(My project isn't software) … CC0、CC-BY-4.0、CC-BY-SA-4.0
- ライセンスを付与したくない場合
などなど。
また、人気のライセンスの許可していること、条件、制限などもまとまっているので、合わせて見てみるとよいでしょう。
とはいえ
このサイト自体は、オープンソースライセンスを包括的に網羅したものではありません。
ソースコードに対して適切にライセンス付与を行うことと、その際に発生する法的問題については、ちゃんと専門家に相談しましょうね、と。
Licensing a repository / Disclaimer
このサイトを管理しているGitHub自体も、ライセンス選択の助けになればよいとは考えてはいるものの、自分たちは弁護士ではないということを免責事項に挙げています。
The goal of GitHub's open source licensing efforts is to provide a starting point to help you make an informed choice. GitHub displays license information to help users get information about open source licenses and the projects that use them. We hope it helps, but please keep in mind that we’re not lawyers and that we make mistakes like everyone else.
というわけで、ちゃんとライセンスは選んで付与しましょう、と。
参考