Azure更新情報には出ていないようなのですが、ひっそりと西日本リージョンで可用性ゾーンが利用可能になったようです。Xで調べてみると、3/21頃から使えるようになっていたようです。
以下のMicrosoftドキュメントを見ると西日本リージョンが可用性ゾーン対応していることが明記されています。
Azure regions list
このドキュメントの更新履歴をみると3/21にコミットされているので、やはり3/21から利用可能となったようです。
確認してみた
いくつかのリソースで西日本リージョン+可用性ゾーンの設定が出てくるか確認してみました。
VM
パブリックIP
NATゲートウェイ
ストレージアカウント
Application Gateway
ちゃんと可用性ゾーンの設定が出てきていますね。
デプロイしてみた
画面上は設定値が選択できるものの、実際にデプロイするとエラーになることがあるAzure。試しにストレージアカウントをデプロイしてみました。ちゃんとデプロイできました。
他のリソースはもしかしたらエラーになる可能性はありますが、少なくともストレージアカウントはデプロイできたので、西日本リージョンに可用性ゾーンができたことは間違いなさそうです。
西日本リージョンでもついに可用性ゾーンが使えるようになったので、設計の幅が広がります。Azure Container Appsも西日本リージョンで使えるようになったりと、西日本リージョン、充実してきています。今後は西日本リージョンも積極的に使っていきたいですね。