Application Gatewayは1ヵ月使いっぱなしにすると万単位の課金が発生します。本番運用ならいいですが、検証目的だとこの課金はつらい。検証のために作ってそのまま置いておくとコストがかかってしまう、しかし毎回消して作り直すのも大変…。と思っていたら、なんと停止して課金抑制できます。Azure Portalには停止するボタンが今現在は存在しないので、Azure PowerShellを使って停止します。
停止
$appgw = Get-AzApplicationGateway -Name <Application Gateway 名> -ResourceGroupName <リソースグループ名>
Stop-AzApplicationGateway -ApplicationGateway $appgw
停止には数分かかります。
起動
$appgw = Get-AzApplicationGateway -Name <Application Gateway 名> -ResourceGroupName <リソースグループ名>
Start-AzApplicationGateway -ApplicationGateway $appgw
起動にも数分かかります。
なお、停止状態でApplication Gatewayの設定を何か変更して保存すると、設定保存と同時に自動起動されてしまうのでご注意ください。
設定を参照するだけであれば起動しません。
状態確認
以下のコマンドを実行し、「OperationalState」を確認してください。
Get-AzApplicationGateway -Name <Application Gateway 名> -ResourceGroupName <リソースグループ名>
Azure PortalでApplication Gatewayの「プロパティ」画面を開くと、「動作状態」という項目があります。そちらからも実行中か停止済みか確認可能です。