macOSのディスクユーティリティでSDカードやUSBのフォーマットが途中で止まる不具合に対処するためのコマンドライン活用法を紹介します。
GUIでは解決できない場合でも、コマンドを使用することで問題を回避できます。
diskutilやddコマンドを活用して、ストレージデバイスの初期化と再フォーマットを行い、作業をスムーズに進めましょう。
1. フォーマット進行中にフリーズする問題
macOSのディスクユーティリティを使用して、SDカードやUSBドライブをフォーマット中にフリーズしてしまうことがよくあります。
進行バーが途中で止まり、作業が完了しないという問題が報告されています。特に大容量メディアや長期間使用していたデバイスでこの現象が起こりやすいです。
2. GUIでは解決できない問題
GUIを使用してフォーマットしようとしても、ハードウェア自体の問題やファイルシステムの破損により、解決が難しいことがあります。
このような場合、GUIではなくコマンドラインツールを使用して手動でフォーマットを行うことで、問題を回避できる可能性があります。
例えば、次のコマンドを使うことで、問題のあるデバイスを初期化し、再フォーマットを試みることができます。
diskutil unmountDisk force /dev/disk18
sudo dd if=/dev/zero of=/dev/disk18 bs=1024 count=1024
diskutil partitionDisk /dev/disk18 GPT JHFS+ "My External HD" 0g
この手順では、まずディスクを強制的にアンマウントし、ddコマンドで全てのデータをゼロで上書きします。
最後に、diskutilを使って新しいパーティションを作成し、フォーマットを完了させます。
3. コマンドラインツールによる回避策
GUIでフォーマットができない場合でも、コマンドラインツールを活用することで、ストレージデバイスをリセットし、新たに使用できる状態にすることが可能です。
上記のコマンドを適用することで、ディスクを完全に初期化し、再フォーマットが実行されます。このプロセスは物理的な問題がない限り、正常に完了することが期待されます。
🤔 参考
もしさらに詳しい手順や具体的なトラブルシューティング方法が必要な場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。