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2019年phpカンファレンス③~改善失敗して学ぶ、
レガシープロダクトに立ち向かうチーム作り。~

Last updated at Posted at 2019-12-03

2019年phpカンファレンスでの『改善失敗して学ぶ、
レガシープロダクトに立ち向かうチーム作り。』の講演について、思ったことをまとめてみました。

講義資料

話を聞いてみて

組織づくりには土台の考え方を固めることが重要なのだと感じました。

失敗を恐れない、挑戦をする。

これは良く言う話ですが、それ以上に「改善する」というフェーズや考えを持てるかがすごく重要なのだと感じました。

真似してみたい施策

技術負債箱

あ!これ治したい!!
けど、、、今じゃない、、、、、、

っていう負債は結構多く見かけます。
今じゃないけど、「あれ、3時間ぐらい猶予出来たんじゃない?」って時に触って、ちょこっと直して、対応したいというものを準備しておくのは意外と重要かもしれません。

あと負債を洗い出しておけば、負債が再度発生することを抑制できるのではないか。
これって負債だよねという意識をみんなで持っておくと、次に同様の処理を書こうとしたときに、「こういう風にしたほうがいい」という意見が出てきて、負債を作らないということが出来そうだなと思いました。

スクラム開発での振り返り

何事においても振り返りはすごく重要だと思います。
ただスクラム開発をすると、すぐに次の要件が来て、次々と対応しないといけない。となりかねません。

そういう時こそ細かく振り返る癖付けは重要だと。

一回癖や習慣にしてしまえば、初めの時は大変でも、徐々にそのあたりも自然とできるようになっていくものだと(自分に言い聞かす)。

対立していた部署との対話

これはどこでも発生しうるし、結局は売り言葉に買い言葉なんだと思います。

「開発チームのもやもやしか」解決しないようなものだと相手は不快に思います。
みんなハッピーとなるような改善案を常に出して、それの伝え方や進め方も相手をリスペクトした進め方にしていけば、おのずと物事は進むんじゃないかなぁと思います。

意識の統一

バイブルを作ろう。

今回の講義だと「リーダブルコード」が挙げられていたが、一例に過ぎないのかなぁと思います。
ほかの本でもいいと思いますし、人でもいいかと思います。

ただみんなが一定の基準で議論ができる土壌を作ってあげると、それを元に会話が広がっていくため、かなり有意義に、かなり有効的に話が進んでいくのだと感じました。

重要なこと

改善を恐れない土壌づくり

これが本当に大切なのだと改めて感じました。

今回あげた「真似してみたい施策」ですが、これはあくまで、実際にやったこと。
それをやることが目的ではなく、土壌づくりを目的にしないと、最終的にプロジェクトを進められる組織は作れないのではないかと思います。

それぞれがそれぞれをリスペクトし、また本気で改善していきたいと思わないとなかなか進まないのではないか。
ただ改善はちょっとするだけで、大幅にコスト削減となり、それを次の開発リソースへつなげられたりします。

改善と失敗はなかなかきついものですが、それでもそれを続けること、それに対してどんどん挑戦していく環境こそが本当に大切なことです。

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