【Laravel5.6】whereColumnで2つのカラムの日付比較をする

Laravel EloquentクエリービルダーのwhereColumn()メソッドを使用して、
2つのカラムにある日付を比較して、最終的な結果をgetで取得します。

テーブル構造例

下記のようなテーブルがあるとする。

id	name	action_at	login_at
1	A	2018-07-27 12:00:00	2018-07-27 11:00:00
2	B	2018-07-27 11:00:00	2018-07-27 12:00:00
3	C	2018-07-27 12:00:00	null
4	D	null	2018-07-27 12:00:00

やりたい事

日付日時がlogin_atよりもaction_atの方が遅いデータを取得したい。
この場合、取得したい期待値データは、idが1のデータになる。

実現方法

whereColumn()メソッド は、同値判定だけでなく、比較演算子も使えます。
今回は下記の様な形でコードを記述します。

$users = DB::table('users')
                ->whereColumn('action_at', '>', 'login_at')
                ->get();

すると

Collection {#293 ▼
  #items: array:1 [▼
    0 => User {#289 ▼
      #fillable: array:2 [▶]
      #connection: "mysql"
      #table: null
      #primaryKey: "id"
      .
      .
      .  
      #original: array:3 [▼
        "id" => 1
        "action_at" => "2018-07-27 12:00:00"
        "login_at" => "2018-07-27 11:00:00"
      ]
      .
      .
      .     
    }
  ]
}

idが1のレコードを取得できます。

SQL

ここで、Laravelで実行されたSQLを確認してみると、

.
.
.

use DB;

.
.
.
// 確認したいSQLの前に追記
DB::enableQueryLog();
$users = DB::table('users')
                ->whereColumn('action_at', '>' 'login_at')
                ->get();
// dumpする
dd(DB::getQueryLog());

すると

array:1 [▼
  0 => array:3 [▼
    "query" => "select * from `matchings` where `action_at` > `login_at`"
    "bindings" => []
    "time" => 2.81
  ]
]

という出力結果になります。

whereColumn()メソッドの使い方

２つのカラムが同値である確認をする。

$users = DB::table('users')
                ->whereColumn('first_name', 'last_name')
                ->get();

比較演算子を指定する。

$users = DB::table('users')
                ->whereColumn('updated_at', '>', 'created_at')
                ->get();

配列により複数の条件を渡すことができ、条件はandで繋ぐ事が可能。

$users = DB::table('users')
                ->whereColumn([
                    ['first_name', '=', 'last_name'],
                    ['updated_at', '>', 'created_at']
                ])->get();

参考

Laravel 5.6 データベース：クエリビルダ
https://readouble.com/laravel/5.3/ja/queries.html