#はじめに
前回の記事(https://qiita.com/chanmuuuu20/items/7f78e1002a53b936f135)
で稼働中のEC2の暗号化の設定方法について書きました。
前回は、EC2のAMIを取り直して新たにEC2を作成するやり方でしたが、
今回は、稼働中のEC2の再作成ではなく、暗号化したEBSに付け替えるやり方でやってみます。
#設定方法
基本的な考え方は前回と同じです。
今回はEBSのsnapshotを取得して、取得したsnapshotのコピー時に暗号化、
暗号化されたsnapshotからEBSを復元して、EBSを付け替えるというもの。
(1)対象のEC2の確認
・対象のEBSが暗号化されていないことを確認
・あとでデバイス名が必要になるので確認しておく
(2)該当EBSのsnapshotを取得する
(3)取得したsnapshotをさらにコピーし、コピーする際に暗号化にチェックを入れる
(4)コピーしたsnapshot(暗号化済み)からEBSを作成する
snapshotが暗号化されているため、チェックが入った状態になっている。
(5)暗号化されたEBSが作成される。
(6)EBSを入れ替えるため、EC2から最初のEBSをデタッチする。
(※OS情報とかがあるルートボリュームをデタッチするため停止状態で行う。
というかsnapshotの取得時点で停止した方が安全)
(7)さきほど作成した暗号化されたEBSをアタッチする。
デバイス名のところに(1)で確認したデバイス名を入れる。
(ルートボリュームなので、適当なデバイス名を入れてしまうとEC2が起動しなくなる)
(8)対象のEC2にアタッチされているEBSが暗号化されていることを確認する
#注意点
前回同様にKMSキーがデフォルトの場合、アカウントをまたいでのsnapshot共有が
できないことに注意する。
#引用
https://dev.classmethod.jp/articles/encryption-ebs-for-running-ec2-instance/