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プログラミングかじってみたけど、歯が折れました。プログラミングの海図(きほんのき)

Last updated at Posted at 2015-12-11

◯◯は△△できるではなく、"△△したいから◯◯を使う"

こんにちは。

今回の海図シリーズは"Webプログラミングとは"の根底の部分を軽くおさらいしていきます。

GoogleMapのような詳細が載っているものではないけど、海の上で目印にはなるくらいの、けれどもなければ遭難してしまうようなものです。

僕も昔は見出しの前半部分と同じように考えていたので、毎日知恵熱ものでしたが、昔の自分みたいな方への一助にでもなれればと思います。

Webプログラムを動かしてみよう

まず、Webプログラミングをするには、Webサーバや各種プログラミング言語の実行環境が必要です。これらをレンタルサーバなどで用意することもできますが、少し大変ですね。

もっと手軽にWebプログラミングを試せる方法があります。
それは、自身のPCにWebサーバソフトをインストールする方法です。

まずは、言語を選びます。
自分が作りたいものや、学びやすさ、流行なども加味して選び、それによって必要な開発環境が異なります。

やはり手軽なのは、

・ApacheのWebサーバ

・各言語の実行環境

・データベースサーバ(MySQL)

などがまとまっている、オールインワンパッケージかと思います。

例)
・PHPなら・・・XAMPP

・Rubyなら・・・BitNami :: Redmine

各言語によって設定内容も変わりますので、詳しくは別記事で書きたいと思います。


ちなみに、実際の開発の現場では、複数のプログラマやデザイナなどがチームを組んで、作り上げていくことがほとんどです。
チーム開発では、誰かが作業中のファイルを間違って上書きしてしまわないように注意しなくてはいけません。

この問題を解決するのか「バージョン管理ツール」と呼ばれるソフトで、Gitなどが挙げられます。

今はわからなくてもいいので、単語や概念などを覚えておくといいと思います。


そして実際に言語を使ってコーディングしていくのですが、学習方法だったり、言語の説明は少し多いので、省きます。
それぞれ他で説明していこうと思います。

しかし、どのようなプログラミング言語であっても、文法の差こそあれ、プログラムを作る時の考え方など、根本に大きな違いはありません。

なので、

”プログラミング言語には目的の処理を実現するために、どのような仕組みが用意されていて、それをどのように使えばいいか”

という基本的な考え方をまとめておさらい程度に説明します。

入力フォーム、変数と型、条件判定、繰り返し etc

・入力フォームのデータの読み取り・・・
入力要素には名称をつけておき、データを、「GET」や、「POST」を使って取得します

変数・・・
計算などをするために値を一時的に保存したい時は「変数」という概念を使います

関数・・・
何かまとまった処理をする機能のことを表します。

条件判定・・・
ある条件が成り立つか、そうでないかで分岐したいときに使います。

繰り返し処理・・・
条件が成り立つまで処理を繰り返し実行できます。

配列とハッシュ・・・
データを一つではなく、複数をひとまとめにして扱いたいときに使います

関数


プログラミングにおける関数とは、数学的な意味合いはなく、何か処理をして、その結果を返す処理の塊のことと理解したほうがいいかと思います。

"関数を実行する際に、処理したい"値"(引数)を渡します。
処理されて、値が返ってきます。(戻り値)"

まずはこの"考え方"だけで十分です。

変数と型


変数というのは、値を一時的に保存する『箱』のようなものです。
変数に値を設定することを"代入"といいます。代入するときは、

変数 = 値

と記すのですが、ここでいう「=」は数学的な[等しい]ではありません。

プログラミング言語では、データを扱うときに、その形式を重視します。
形式というのは、「文字列」、「整数」、「小数」などのデータの種類のことで、これをといいます。

文字列などの型は四則演算ができないので、関数を使い、整数などに変換します。

条件判定


現在の状況や値を調べ、その結果に応じて処理を変えることです。
プログラミングの世界では、「条件が成り立つ」ことを"真(true)"
「成り立たない」ことを"偽(false)"と言います。
条件判定には主に"if~else文"を使います。

if(もし) (条件式) { 処理A } else(でなければ) { 処理B }

論理演算子

条件の組み合わせや、否定のときに使うもので、

!   Not  例) !X (Xではないとき)

&&  And  例) X && Y (XかつYのとき)

||  Or   例) X || Y (XまたはYのとき)

などを主に使います。

比較演算子

値の大小や一致を調べるときに使います。

== 等しい A == B (AとBは等しい)

!= 等しくない A != B (AとBは等しくない)

< 小さい  A < B (AはBより小さい)

<= 以下   A <= B (AはB以下)

= 以上   A >= B (AはB以上)

なども多く使います。

繰り返し処理


何度も同じ処理を繰り返すことができ、「ループ処理」とも呼ばれる

while (条件式) { 条件が真てあるとき繰り返す }

do { 条件が真であるとき繰り返す } while (条件式)

二つの違いは、条件式が先にあるか後であるかで、do~while文は条件が真でなくても、一回は処理が行われます。

for (最初に実行する文 ; 条件式 ;各繰り返しの後に実行する文 )
{ 繰り返し実行する部分 }

二項演算子

四則演算(+ , - , *(×) , /(÷) ,%(余り)は省略できます。

例) X = X + nの場合は、
   X += nと省略できます

   nが1の場合、X ++ と省略できます

ループを抜けたい時は、 break文、
ループ中処理を飛ばしたい時は、 continue文

も使えます。

データをまとめる配列とハッシュ


配列というのは、"複数の値を格納できる変数"のことです。
格納されたデータを"要素"といい、先頭から順に"0",1,2,3・・と番号がつけられます。この数字を"インデックス"といいます。

ハッシュは配列とほぼ同じですが、違いはインデックスで特定するか、"キー"と呼ばれるもので特定するかです。


といったところが大まかな仕組みになります。

細かい文法を暗記するのではなく、大きな公式から理解して、目的に当てはめながら考えていくと身についてくると思います。

それでは今回はこの辺りで。

また次回の航海で。

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