色彩検定おつかれさまでした👏
先日,2019年度冬期検定の1級2次試験がありました。
私は今回独学で,他の級を飛ばしていきなり1級にのぞみました。今回はその勉強方法を書いてみました!(まとめサイト感)
なお,この記事はNCC Advent Calendar 2019の16日目です。
色彩検定1級とは
色彩検定とは色に関する幅広い知識や技能を問う検定試験です。
公式サイトより
色彩検定は3級~1級に,ユニバーサルカラーに特化したUC級を加えた4試験あります。
どの級からでも受けることができます。
1級は3級・2級の内容を含んだ,広い範囲から出題されます。
また,1級にのみ実技の2次試験があります。他の級は筆記のみです。
1次試験 (筆記) 対策
1次試験の勉強は公式テキストを買えば充分です!
こんなことを言うと本当にまとめサイトみたいですが,本当なのでしょうがないです。
ただ,1級のみ受験でも3級・2級のテキストが必要です。
私は貧乏学生なのでケチって3級のテキストを買っていないのですが,見事にPCCSでこけました。全部買った方がいいです。
1次はそれほど難しくありません。問われるのはほぼ知識のみです。
テキストをひととおり読み,過去問を2回ほど解けば大丈夫です。
ただ,重箱の隅をつつくような,テキストに小さくかいてあるような知識も問われる可能性があるので,人名や具体的な数値等も含めて完璧に覚える必要があります。
きちんと覚えたあとは過去問に取り組み,間違えたり苦手に感じたりしたを覚え直す。という典型的試験勉強をしました。
これだけで8割強とれたので公式のちからは偉大ですね👏
2次試験 (実技) 対策
これですよ!
本当にしんどかった。2次試験。
2次試験では実際にカラーカードを用いて配色を提案する問題が出題されます。
回答が複数存在するため,独学では非常に勉強しにくいです。
ハサミで配色カードを切って糊で貼る問題が出題されます。「手早く貼れるように練習をした方がいい」と言われることもありますが,しなくても問題ないと思います。試験時間90分と時間はたっぷりあるので…
私が使ったものを紹介します。
####1. 合格のカギシリーズ 色彩検定 1級2次 公式テキスト対応問題集
こちらは色彩検定受験者のなかで有名らしいシリーズです。
解いた所感としては,知識の確認をするものという感じです。
必要な知識が適切にまとめられているため,実際にカラーカードを購入して貼りながら取り組むことで,すべて解きおわったあとは2次試験対策のテキストにもなります。
しかし,模擬問題ではないので,別途公式問題集を使用した方が良さそうです。
問題の難易度としては非常に高いです。本試験より圧倒的に難しい。
きちんとポイントを押さえられているのでこれが解ければ大丈夫だという安心感があります。
ちなみに私は難しすぎて挫折しました。所々取り組んだ感じです。それでも自分の弱いところが明確になるのでとてもよかったです。
そもそも1級の2次試験は対策問題集がほとんど出版されていない印象です。
なので,受験を考えるならこれかなと…思います。
####2. 日本色研 新配色カード199a
実際の検定に使われる配色カードです。
私は3級のテキストを買わなかったためPCCSで挫折しかけたのですが,この配色カードの最初にまとめページのようなものがついているので,これを参考に勉強することで倒すことができました💪
私はdkg以外のトーンでは色を見ただけでカードの裏の記号が言えるようにしました。
それくらいしっかり眺めて色感を鍛えることが大事なように思います!
2次試験の(1)A問題では実際に色感を問われますし…
####3. あとはGoogle先生頼み
以下は私が参考にしたサイトさんです。
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PCCS|色の表わし方|DIC Color Design, Inc.
とくに「トーンのイメージ」が大事です。例えば「充実した」と言われたらすぐに「dpトーンだ!」とわかるようにしておく必要があります。こちらのサイトさんにまとめられている図を覚えます。 -
色彩検定3級の「JIS慣用色名」61個
~~PCCS記号が怪しい気がします。~~慣用色名と実際の色と色の解説が一緒にまとめられているサイトさんは少ないので重宝しました。色の説明を聞いて色名がすぐにわかるようにしておきましょう。
PCCS記号は覚えていなくても問題ないと思います。ざっくりと色のイメージを覚えておいて,本番の試験中に配色カードの中から近いものを探せばよいので…
4. あとは公式過去問題
かなり過去問題と近い問題が出るので,やっておけば問題ないです!これで完璧!
まとめ
いかがでしたでしょうか?(まとめサイト感)
ちなみに,非公式ですが当日中に解答速報を出してくれるサイトさんがあります。ドキドキしながら自己採点ですね…!
これから受験される方の参考に慣れば幸いです!