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色覚特性とUCのお話

Last updated at Posted at 2019-12-21

ちゃお!この記事はNCC Advent Calendar 2019の20日目の記事です!

この記事では多くのユーザに使ってもらうために、デザインにUC(ユニバーサルカラー)を取り入れようね!という記事です!

1大学生が書いているので、間違っている点がありましたらご指摘ください…:sob:

#####色覚特性とは
目には色を識別する錐体細胞という細胞があります。これには3種類あり、反応する波長領域が短い順にS錐体・M錐体・L錐体と呼ばれます。これらのいずれかが機能しておらず、多数派の人と色の認識・識別が違う人がいます。
こういった人たちはかつて、色覚異常・色盲・色弱と呼ばれていました。
しかし、錐体細胞が正常でも色の見え方には個人差があります。異常の有無に関わらず、こういった見え方の個人差を色覚特性と呼びます。

###錐体細胞による色覚特性
錐体細胞が先天的に、あるいは事故や病気で、感度が落ちたり働かなくなったりすることで起こります。

錐体細胞に関する遺伝子は性染色体のX染色体に存在しています。
つまりは女性より男性の方が先天的な異常が出やすいということです。実際に、日本人では男性の約5%、女性の約0.2%がこれに該当すると言われています。

###加齢による色覚特性
年をとると以下のような変化がおきます。

角膜が黄ばむ (黄変)
→コントラストに対する感度の低下
→黄色や青色に対する感度の低下

水晶体が白濁する (白内障)
→彩度の感度の低下

###デザインで考えておくべきこと
#####明度コントラストを強めにする
色相が大きく違っていても明度が近い場合、色覚特性によっては識別できない場合があります。
#####色の組み合わせを工夫する
識別しにくい色相を把握し、使用を控える。
と言っても把握は難しいのでカラーユニバーサルガイドラインを参考にすると良いです。
#####色以外で区別をする
そもそも色に頼らない。形や文字でわかるように。
このとき、文字の色と背景色のコントラストを強くして読めるようには…しましょう…

###参考

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