結論
SnowPro Core認定資格に関して、第三者が提供する模擬試験の解答に自信がなかったら、ここを見るのがおすすめ。
素晴らしい。
ネットで拾える情報(偽の解答例含む)と立ち向かうかのごとく、コメント欄でいろんな議論がなされている。
誰が言ったかわからないが、一応「正しい」とされる解答。
一方、これに対するみんなの意見がこちら。
割れてますなぁ。真っ向対立やん...
とはいえ一次情報が神なので、そちらから関連情報を見ながら総合的に自分の中で腑に落ちるように噛み砕く必要がある。
背景
Snowflake公式の認定試験として、SnowPro Core認定資格
があり、ネットにいろんな例題や模擬試験(mock test)が出回っているが、見比べると解答例がまばらになっている。
これは、有料コンテンツであっても例外ではない。
学習コンテンツ販売サイトがいくつも存在し、模擬試験200問、テスト何回分みたいなWebテストやPDFを購入できるが、そんなサイトが提供する内容でさえも、今ひとつ不安定な気がする。
え?そうなの?ということがよく起こる。
残念ながら公式ドキュメントですら時に誤る、あるいは明言しないことがあるこのご時世。
何が正しいのか。何を信じればいいのか。
実際に動かしてみる、が最も正しいんだろうけど。
全てにおいてそうはいかないのが現実ではなかろうか...。
そんなことを思う最中、ちょうどよさそうな、みんなの意見が反映されたディスカッションを見つけた。
ぼやき
Snowflake勉強がてら、認定試験があるとの事で取ってみようかなと。
しかし進めていくと早速...情報が非常に不安定すぎじゃね?とむしゃくしゃしていた。
結論のところに貼った参考URLとキャプチャに載せた例題で引っかかって、ディスカッション内容を見ているとやっぱそうだよなぁ...と思っている。
(他にもいろんなところで引っ掛かっているのだが)
例題(サマリ)
- ステージに10個のファイルがある
- 以下の COPY INTO を実行して、うまく取り込めた
COPY INTO my_table FROM @my_stage;
- 翌日新たに10個のファイルが追加された
- さて、この状態で全く同じ COPY INTO を実行したらどうなる?
例題の解答
A. ステージ上のすべてのファイルのすべてのデータがテーブルに追加される
へー、これが答えなのか。
Snowflake公式 : COPY INTO <テーブル>
コピーオプションの1つとして明示的に FORCE = TRUE を指定しない限り、コマンドは既にテーブルにロードされたステージングされたデータファイルを無視します。データを再ロードするには、 FORCE = TRUE を指定するか、ファイルを変更して再度ステージングする必要があります。これにより、新しいチェックサムが生成されます。
ふむふむ...ん?
既にテーブルにロードされたステージングされたデータファイルを無視します
解答例違くね?
みんなの意見
D. 新しく追加されたファイルからのデータのみがテーブルに追加される
まあそうだわな...
こんなことが多い。多すぎる。みんな、気をつけて...!
おまけ
根深い話
- 問 : リーダーアカウントは、Snowflake 外で使用するために共有データオブジェクトからデータを抽出できる
- True or False
2択問題なのにこんなにも揉めることになるなんて...
公式ドキュメント : リーダーアカウントで制限/許可されているもの
ストレージ統合を使用したデータのアンロード。ただし、接続認証情報を指定して COPY INTO <場所> コマンドを使用すると、データをクラウドストレージの場所にアンロードできます。
できないけど、やりようはある、みたいな。
できるってことでOK?
ディスカッションでのとあるコメント
現在、Snowflake のドキュメントにはこの明確な答えが詳しく記載されていないため、これは難しい問題です。
あら...
一次情報(公式ドキュメント)もうまく解釈してあげないと厳しい。
例題で問われている内容とマッチする箇所を一次情報から見つけ出すのも難しい。
まぁ、気にしない、こだわりすぎないのも重要だということで。
その1問だけで全てが決まるわけではない。そう割り切ろう。