資材入手
-
SQL Server 2022 Express をダウンロードする
https://www.microsoft.com/ja-jp/sql-server/sql-server-downloads
ダウンロードファイル:SQL2022-SSEI-Expr.exe -
SQL Server Management Studio (SSMS) をダウンロードする
https://learn.microsoft.com/ja-jp/sql/ssms/download-sql-server-management-studio-ssms?view=sql-server-ver16
ダウンロードファイル:SSMS-Setup-ENU.exe
インストール
- SQL Server 2022 Express
すべてデフォルトのままでインストールします。
- SQL Server Management Studio (SSMS)
管理ツールのSSMSをインストールします。同じくデフォルトのままです。
初期設定
SSMSを開きます。
現在ログイン中のドメインユーザと暗号化方式は「オプショナル」で接続します。
管理画面が表示されます。EXPRESSサーバを選んでプロパティ画面を開きます。
セキュリティページに、混在モードの認証方式を選びます。再起動が要求されますが、後でやります。
ログインアカウントのsaを選んでプロパティ画面を開きます。
一般ページに、パスワードを設定します。パスワード強化ポリシーを外せば簡単なパスワードを設定できます。
状態ページに、ログイン可を設定します。
再起動と接続確認
構成マネージャーを開きます。
SQLEXPRESSのサービスを選んで、再起動します。
SSMSを開いて、SQL Server認証方式とオプショナルの暗号化方式を選んで、saでログインします。
接続成功です。
TCP接続設定
javaからSQLEXPRESSを接続するため、TCP接続を有効に設定します。TCP/IPのプロトコールのプロパティ画面を開きます。
有効に設定します。
TCPポートを1433に設定します。動的ポートをクリアします。
テストDB作成
SSMSのデータベースメニュー項目を選んで、右クリックして、新規データベース作成画面を開きます。
helloworldのデータベースを作成します。
javaアプリの接続テスト
hellworldのサンプルプログラムをtomcatのwebappsフォルダに入れます。
META-INF/context.xmlにSQLEXPRESSの接続を設定します。
<Resource
name = "jdbc/efw"
auth = "Container"
type = "javax.sql.DataSource"
driverClassName = "com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerDriver"
url = "jdbc:sqlserver://127.0.0.1:1433;DatabaseName=helloworld;integratedSecurity=false;encrypt=false;trustServerCertificate=false"
username = "sa"
password = "sa"
maxTotal = "10"
maxIdle = "10"
maxWaitMillis = "10"
/>
SQLEXPRESSの場合、以下3点は全部falseに設定します。
- integratedSecurity:統合セキュリティ
- encrypt:暗号化
- trustServerCertificate:信頼サーバー証明書
mssql-jdbc-12.8.1.jre8.jarをダウンロードしてhelloworld/WEB-INF/libに入れます。