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「正しいものを正しくつくる」を読んで(第3章まで)

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はじめに

「正しいものを正しくつくる」を三章まで読んだ。
読んで感じたことをいくつか挙げる。

読んだ人は次のような人。
- SIerでSESとしての経験が長い
- アジャイル開発の経験がない
- Rubyの学習を始めた(現在チュートリアル9章の途中)
- 「カイゼン・ジャーニー」を読んだ

アジャイルが適する領域と、適さない領域がある

アジャイルはSoEに向いている。SoRには向いていない。
これだけだと二項対立に見えてしまうが、90ページで紹介されていた次のスライドを読んで理解が深まった。

フロー効率性とリソース効率性、再入門 #devlove #devkan

不確実性に適応する

アジャイルによって不確実性への適応が期待できる。
不確実性とは要件が・仕様が・認識が定まっていないという意味ではなく、次のようなこと。

  • プロダクトオーナーが当初は自覚していない期待
  • 開発を進めながら学習をして始めて分かる要件

アジャイルではない場合は不確実性を切り捨てる必要が出るため、利害関係者に不満が残る原因になる。

ゴールデンサークル

アジャイルを目的にするのではなく、自分たちが向き合う開発そのものをしっかりと見る。
ゴールデンサークルの考え方が参考になる。

優れたリーダーはどうやって行動を促すか

TDD、クラウドサービスとの関係

私個人の経験としてRailsチュートリアルを実施しながらテストコードを書きHerokuにデプロイすることで、それぞれの利便性を知ることが出来た。
TDDとHerokuなどのクラウドサービスの利用(またはDevOps)はアジャイル開発の場面ではむしろ必須なのだろう。
Railsチュートリアルは3章から一つのアプリケーションに徐々に機能追加をしていく構成になっている。それぞれの章を一つのスプリントと捉えて進めるのも良さそう。

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