.NETのお勉強2_ホットリロード

概要

AmazonLinux2023インスタンス上にコンテナで.NETを利用したサーバをたてる
そのお勉強メモ2

C#だから当然と言えば当然だけど、phpと違って毎度ビルドしないといけないの超面倒
どうにかしたい

ホットリロード

sdkイメージにも簡易なwebサーバが入っているらしく、これを使うことでビルド成果物をruntimeイメージ通さずに = 都度ビルドせず更新内容の反映が可能

ソース

hotload:
	docker compose -f docker-compose.hotload.yml up -d

docker-compose.hotload.yml

services:
  build:
    image: builder
    build:
      context: .
      dockerfile: Dockerfile.build
    volumes:
      - ./src:/src
    ports:
      - "80:8080"
    command: dotnet watch run --urls=http://0.0.0.0:8080

実行テスト

make hotload実行してコンテナを立ち上げ、xx.xx.xx.xx/helloアクセスで「Hello from API!」表示を確認した後、HelloController.csの出力メッセージを変更してブラウザ更新後に変更が反映されてればok

注意点

万能ではないっぽい
もちろん本番環境はビルド後プロジェクトをruntimeイメージで動かす必要があるし、変更内容によってはビルドし直しも必要

変更内容	再ビルドの必要性	即時反映
メソッドの中身を変更	必要なし	可能
既存のコントローラーのロジック修正	必要なし	可能
新しいクラスやコントローラーの追加	必要	不可
プロジェクトファイル（.csproj）の変更	必要	不可

トラブルシューティング

ホットリロードした内容でエラーが出る場合はコンテナログを確認すればエラーログが出力される
逆に問題がなければ以下のメッセージがログに出力される

dotnet watch 🔥 [MyServerApp (net9.0)] Hot reload succeeded.