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ConohaのVPS一台でVPNを立てたうえでローカルアドレスにアクセスしてみる。

Last updated at Posted at 2016-09-03

重要

もしかしたらうまくいってないかも・・・
ツッコミ歓迎です。というか誰かやり方おしえてくだされ・・・

はじめに

前の投稿でPritunlを使ってVPNを構築してみたのですが、イマイチうまい使いみちが思いつかなかったのですが、ConohaのVPSではローカルネットワークが独自に構築できるということを知りました。
なので、VPS一台ではありますが、VPNからローカルネットワークにアクセスできる環境を構築してみました。

Conoha上にローカルネットワークを構築

ここを参照。
サブネットマスクは10.0.0.0/24、IPアドレスは10.0.0.11としました。

構築イメージ

Untitled Diagram.png

Dockerが独自に立てるネットワーク、VPNで構築されるネットワーク、グローバルIP、ローカルネットワークとサーバ一台なのにネットワークが4つ。もう意味がわからない。
otherserviceはDockerで構築する際に10.0.0.11からのアクセスを許容するようにし、pritunlはグローバルIPからのVPN接続を許容、かつローカルネットワークにブリッジさせます。

Docker-Composeの設定

前回からの設定と違い、docker-compose.ymlの記法はversion2を利用します。
version2からはネットワークスタックなどもdocker-compose.ymlに定義できるようになっているので、より自由度の高い構築ができるようになっています。

docker-compose.yml
version: '2'

services:
  mongo:
    image: mongo
    volumes:
      - ./mongo:/data/db
    networks:
      - default
      - local
    ports:
      - "127.0.0.1:9700:443"
      - "1194:1194/udp"
      - "1194:1194/tcp"
    restart: always
  pritunl:
    image: fridus/pritunl
    privileged: true
    environment:
      - MONGO_URI=mongodb://127.0.0.1:27017/pritunl
    restart: always
    network_mode: service:mongo

networks:
  local:
    driver: bridge
    ipam:
      driver: default
      config:
        - subnet: 10.0.10.0/24
          ip_range: 10.0.10.0/24
          gateway: 10.0.10.1

前回と違い、ネットワーク専用のサービスは削除して、MongoDBのサービスのネットワークにPritunlがあいのりするようにしました。
MongoDBはデフォルトのDockerのネットワークおよびNetworksで定義しているローカルネットワークに接続しつつ、Portsで外部に対してVPN用のポートおよび管理コンソール用のポートを開放しています。

Pritunlの設定

ここを参照

その他のサービスの設定

その他のサービスについては、以下のように設定して10.0.0.11へのアクセスが可能なようにしておきます。

docker-compose.yml
version: '2'

services:
  service:
    image: hogehoge
    ports:
      - "127.0.0.1:8080:80"
      - "10.0.0.11:8080:80"
    restart: always

その後はUFWを解放してあげて終了。
Pritunlがつくった192.168.232.0/24からのアクセスだけ許可してあげればいいのかな?
ちょっとココらへんが怪しい

$ sudo ufw allow from 192.168.232.0/24
$ sudo ufw allow from 10.0.10.0/24

あとはdocker-compose upでローカルネットワークにもアクセスできる環境が構築できます。
一応10.0.0.11:8080に対してTelnetが通ることだけは確認。

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