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【合格体験記】AWS Certified Solutions Architect – Associate (SAA-C02) 試験を英語で受けた

Last updated at Posted at 2022-06-26

TL;DR

受験した理由

業務で毎日AWSサービスを触っているからです。
現職に就く(2021年12月)までは、AWSではほぼEC2しか触ったことがなく、ゼロからアーキテクチャを組んだ経験はおろか、アカウントを自分一人で作成したことすらありませんでした。
特に、社内で初めて本格的に利用するAWSサービス(Step Functions, Systems Manager Automationなど)で新規の社内システムを開発するので、運用保守も念頭に長期目線で最善なシステム構成を実現したいと思いました。
また、実務で触れられるサービスは限定的です(特に触り始めて短期間では)。
そこで、資格取得を通して最善なアーキテクチャを組むための基礎知識を体系的に身につけられると考えました。

英語で受験した理由

日々の業務で、AWSの公式ドキュメントは英語で読んでいます。
機械翻訳の日本語版が不自然なことが多く読みづらいからです(悲しい)
また、最新のサービスの実装についてググる際、Stack Overflowの英語でのスレッドや海外のエンジニアのブログ記事に求めている情報が載っていることが多いです。
なので、わざわざ不自然な日本語で受験するより、英語の方が実務に活きると思いました。
(日本語資料だとクラスメソッドさんの記事は充実されていて、いつもお世話になっています。)

最新の技術情報にアクセスするには英語がますます欠かせない時代になりましたね。。。

また、私の英語レベルですが、TOEICでは900点オーバーです。
基本的に英語の問題文を読んで意味が理解できないことはなかったです。
合格するのに必要なレベル感は分かりませんが、日本の大学の教養課程で学ぶレベルの英語+クラウドコンピューティング関係の技術語彙は推奨でしょうか。
(いや、日本の高校英語+AWSサービスで使う技術用語でもいけるかもです。英語のレベル感を判定するのは難しいです。)

教材・勉強法について

UdemyでTutorials Dojoが提供している模擬試験を購入しました。
時期により価格は変動しますが、私は2022年5月に¥1,610購入できました。比較的リーズナブルかと思います。
解説が丁寧で、資料リンクも充実しているので、とても効率的に学習を進められました。
問題の難易度は本試験よりも高めな印象です。(出題範囲が広く、問われる内容が細かい)
その分、本番では問題が簡単に思えてくるので、良いトレーニングでした。

使い方は

  • 模擬試験を解く
  • 解説を読む
  • 解説に付けられた参考資料(公式ドキュメント、チートシート)も見る
  • 次の問題へ行く

知識が全然なくても先に問題を解く->解説・資料を読む->次の問題を解く->解説・資料を読む->... が最も効率的な勉強だと思います。
最初は全然解けなくて悔しいですが、問題をどんどん解いていけば、同じ内容が高い頻度で問われていることがわかってくるので、知識が定着してきます。

私の模擬試験の正答率は

  • Test 1: 46%
  • Test 2: 64%
  • Test 3: 63%
  • Test 4: 63%

でした。
合格には72%必要なので、一度も合格できませんでした(笑)!

受験期間中(2022/06/06までの約1ヶ月間)は1日に約1時間(朝の勤務開始前)を演習に費やしていたのですが、じっくり取り組んでいたので、模擬試験は4個(/全6個)まで実施して試験日を迎えました。
なので全て実施できなくても大丈夫だと思います。
余裕があれば、一度解いた問題を再度解くなど演習を繰り返しましょう。

試験直前は、Tutorials Dojoの公開しているチートシートを読んで暗記に役立てていました。

あと、日本語のものですが、徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト − アソシエイト教科書も一読&問題演習をしました。
こちらは社内のを借りたので購入していません。
AWSサービスの全体像を把握するには良書です。
ただ、この一冊で合格するには物足りないと思いました(ほぼ基本的なAWSサービスについてのみ&情報が古め&問題が易しいため)。
なので一回読んだだけでした。
Udemyの問題演習が合格を近づけてくれたと思います。

その他試験対策に間接的に関わった資料

現場のソリューションアーキテクトの方々が書かれたクラウドデザインパターンの資料は、AWSのアーキテクチャにおけるベスプラを知るのに役立ちました。
資料の更新時期が古いので、最新サービスの具体的なアーキテクチャは紹介されませんが、最新サービスを使ったベスプラもベースはこれらのパターンに共通しているかと思いました。

あとは、勉強していて気になったことがあれば、少しずつ地道にAWSの公式ドキュメントやホワイトペーパーに目を通すのが割と近道なのかなと思います。

日々の業務も自然とインプットになっていました(試験範囲全てをカバーできませんが)。

余談ですが、受験直前期に基本情報技術者試験を受けていたので、その勉強もソフトウェアエンジニアリングの基礎知識として役立ちました。
当然ながらAWSの知識は問われないです。

結果

正答率は80%でした!!
少し余裕を持って合格できました。
模擬試験で合格できなかったので自信は全くありませんでした。笑

まとめ

  • 受験対策はUdemyの模擬試験とオンラインで公開されている資料で十分そう
  • とにかく色んなAWSサービスに触ってみる
  • 実務に活かすことを考えれば、英語で受験する価値は高い
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