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AWS Budget でアラームの設定方法について(Amazon SageMakerの例)

Last updated at Posted at 2020-07-14

背景

AWSでBudget・予算作成時にアラート設定ができます。これで予算がしきい値を超えた時、アラートを発信するようになる。
今回は「特定のMLプラットフォームサービスAmazon SageMakerに対して、プロジェクト(pjt)毎のコストを観察・アラートする」を目的にして、AWS Budget でのアラーム設定方法を説明。

予算作成方法

まずは、AWS Console ホームページでBudgets選択し、「予算を作成する」をクリックする。これで、「予算作成」画面に飛んで行く。
Screen Shot 2020-07-14 at 19.07.13.png

予算作成には主に以下4つのステップがある。
ステップ1:予算タイプの選択
ステップ2:予算の設定
ステップ3:アラート設定
ステップ4:予算の確認

ステップ1:予算タイプの選択

予算タイプの選択のために、各予算タイプの特徴を以下にまとめた。

コスト予算:サービスとタグでフィルタリングし、アラート設定できる
使用量予算: EC2、RDS、S3についての使用単位数を観察対象となる。全てのサービスに対してフィルタリングはできない
予約予算:RIタイプのEC2インスタンスを対象とする
Savings Planの予算:Saving Plansの使用率とカバレッジ2つのSavings Planタイプに分かれて、更にSavings Planタイプ、関連アカウント、リージョンなどのパラメータでフィルタリングできる。サービスとタグでのフィルタリングはできない

「特定のサービスSageMakerに対して、PJT毎のコストを観察・アラートする」という目的に対して、コスト予算のみ使えますので、「コスト予算」を選択する

image.png

ステップ2:予算の設定

続いて予算の名前、開始日などを設定する
image.png

予算パラメータ(オプション)内、サービスとタグに基づいたフィルタリングができる。ここでサービスをSageMakerを選択し、タグにSageMakerリソースを作成時に設定したタグを選択することで、フィルタリングできる
image.png

※ 今回はタグ作成していないため、空白にした。タグの作成方法は以下「SageMakerのリソースのタグ付け」をご参照ください。

SageMakerのリソースのタグ付け

image.png

  • SageMakerが使用されるリソースを、タグ付けでpjt単位で分けれる
    例えば、pjt1のNotebook Instanceにタグ「pjt1」を付ける

  • SageMakerのタグ付けができるリソース対象は、ノートブックインスタンス、トレーニングジョブ、モデルになる。

ステップ3:アラートの設定

以下「次に基づいてアラート送信」に実際のコストまたは予測のコストを選択し、アラート閾値を設定する。AWSよりメール通知できるため、連絡メールを入力。SNSトピックを通じて通知することが要る時、SNSトピックのARNを入力してください。
image.png

ステップ4:予算の確認

最後、予算の確認画面で設定した情報を確認ください。
ここの例では、「SageMaker」でフィルタリングし、「メール通知」には1Contactと設定している

image.png

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