ノードを保有していてかつ、10,001 XEM 以上保有していればスーパーノードプログラムに登録することが出来ます。ただ、それなりにマシンパワーを要求されます。
アカウントのデリゲート有効化
NEM ウォレットで「デリゲートアカウント(委任アカウント)管理」画面を開く。
※サービス → デリゲートアカウント(委任アカウント)管理
リモートステータスが無効の場合は、「デリゲートアカウントの有効化/無効化」ボタンを押して有効化します。手数料 0.15XEM 必要です。
有効になるまで 6 時間かかりますが、作業は進めることが出来るので作業を進めます。
委任秘密鍵の取得
「デリゲートアカウントのキーを表示する」ボタンを押します。
パスワードにウォレットのパスワードを入力し+ボタンを押すと秘密鍵が表示されます。
NIS1 クライアントに委任秘密鍵を設定
NIS1 クライアントの停止
稼働中の場合は停止します。
sudo systemctl stop nis1
委任秘密鍵を設定
vi /opt/nis1/nis/config-user.properties
末尾に以下を追加します。
nis.bootKey = <委任秘密鍵>
NIS1 クライアントの開始
sudo systemctl start nis1
Servant
Servant をダウンロード
NIS1 クライアントのビルド済みバージョンをダウンロードするには、以下のリンクを参照して最新のバージョンを確認します。
2024/11/11 時点の最新はv0.0.4
。
curl -OL https://bob.nem.ninja/servant_0_0_4.zip
展開します。
unzip servant_0_0_4.zip
rm servant_0_0_4.zip
nis1 の近くに配置します。
sudo mv servant /opt
cd /opt/servant
Servant の設定
vi config.properties
nem.host
にホスト名または IP を設定。
末尾にあるservant.key
に委任秘密鍵を設定します。
nem.host = <put vps ip address here>
...
servant.key = <委任秘密鍵>
ポート開放
sudo ufw allow 7880
サービス化(デーモン化)
サービスファイルの作成
sudo vi /etc/systemd/system/nis1-servant.service
[Unit]
Description=NIS1 Servant
After=network.target
[Service]
ExecStart=java -Xms256M -Xmx256M -XX:+UseG1GC -cp ".:jars/*" org.nem.rewards.servant.NodeRewardsServant
Restart=on-failure
RestartSec=2
User=harvestasya
Group=harvestasya
StandardOutput=journal
StandardError=journal
WorkingDirectory=/opt/servant
SuccessExitStatus=143
[Install]
WantedBy=multi-user.target
サービスをリロード
sudo systemctl daemon-reload
サービスを開始
sudo systemctl start nis1-servant
サービスを停止
sudo systemctl stop nis1-servant
サービスを有効化
sudo systemctl enable nis1-servant
スーパーノードプログラムへの登録
NEM ウォレットの「NEM スーパノードプログラム」画面を開きます。
※サービス →NEM スーパノードプログラム
プログラムへの参加タブを押す。
- 参加アドレス: 毎月発表される enrollment address
- ノード主: 自分のノードのホストまたは IP
パスワードを入力後、「プログラムへの参加」ボタンを押す。
enrollment address は、X で「#NEM #Supernode」などで検索すると見つかると思います。月末頃の発表のようです。
確認
http://eolia.nis1.harvestasya.com:7880/nr/metaData
以下から自分のノードを探し、ステータスがオールグリーンなら問題ないでしょう。
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