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Svelte - めちゃくちゃツウに思われる一言@2020年JavaScriptトレンド

Last updated at Posted at 2019-12-27

ツウに思われる一言

「好きなJavaScriptフレームワークは何ですか?(どうせreactかvueだろ)」
「・・svelte かな」
「こいつできる・・!!!」

なんていう冗談はさておき。

The State of JavaScript

2万人以上の開発者にアンケートをとって
その年のトレンドなどをまとめたWebサイトがある。

その2019年版が最近公開されて、
特筆すべきは「関心のあるJavaScriptのフレームワーク」に svelte が2位にランクインした。

スクリーンショット 2019-12-27 15.48.34.png

引用:https://2019.stateofjs.com/front-end-frameworks

Svelteとは

JavaScriptフレームワークの一つ。
reactやvueと決定的に違うのは、コンパイルが必要になること。
ただし、コンパイルすることでピュアなJavaScriptになるので
ライブラリのバージョンに依存することがなく、ランタイムが無いのが特徴。

簡単に言うと

実行がめっちゃ早くて、 svelte.js みたいな読み込みが不要ということ。

Svelteの開発者

svelteの開発者はリッチハリス (Rich Harris) という人で、rollupの開発者としても有名。
rollupとは、webpackと同様のバンドルツールで
まあ、界隈では有名な方。

そんなリッチハリスが作ったJavaScriptフレームワークということもあって
品質はある程度担保されているし、業界的にも注目されていることがわかる。

svelete自体は2016年の11月にリリースされていたが
ようやく世間の関心がsvelteに向いたと言える。

関連プロダクト

cliツール (reactでいう create-react-app)

現状、cliツールは存在していなくて、テンプレートから作るスタイル。

npx degit sveltejs/template my-svelte-project
cd my-svelte-project
npm install
npm run dev

参考: 公式サイトの Getting Start から
https://svelte.dev/blog/the-easiest-way-to-get-started#2_Use_degit

SSR対応ツール (reactでいう Next.js)

sapperというプロダクトが公式からリリースされている

静的サイトジェネレータ(reactでいう GatsbyJS)

現状、存在していない。
厳密に言うと sapper で静的ページの生成も可能となっている。

npx sapper export

参考: 公式サイトより
https://sapper.svelte.dev/docs#sapper_export

まとめ

  • State of JavaScript で svelte がランクインした
  • svelte はコンパイルが必要なフレームワーク
  • ピュアなJavaScriptになるのでライブラリ依存やランタイムが無い

これだけ関心が高いと
2020年は「svelteを使ってみた」という記事が増えてくると思われる。

動画解説:https://youtu.be/9_zUZ25soRo

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