ブール演算子
ブール演算子は、真偽値を組み合わせるための演算子です。
| 演算子 | 説明 |
|---|---|
| x or y | xの真偽値判定がTrueの場合はxを返す。それ以外はyを返す。 |
| x and y | xの真偽値判定がFalseの場合はxを返す。それ以外はyを返す。 |
| not x | xの真偽値判定がFalseの場合はTrueを返す。それ以外はFalseを返す。 |
- orの場合、左項(x)の真偽値判定がTrueであれば、右項(y)は評価しない。
- andの場合、左項(x)の真偽値判定がFalseであれば、右項(y)は評価しない。
ブール演算 --- and, or, not：
実装例
Print文の後、Trueを返す関数とFalseを返す関数を実装
python
def ret_true():
print("Trueを返します")
return True
def ret_false():
print("Falseを返します")
return False
1 and演算子で左項がTrueであれば、右項の真偽判定が実行される。
python
ret = True and ret_false()
print(ret)
- 実行結果
Falseを返します
False
2 and演算子で左項がFalseであれば、右項の真偽判定は実行されない。
python
ret = False and ret_true()
print(ret)
- 実行結果
False
3 or演算子で左項がTrueであれば、右項の真偽判定は実行されない。
python
ret = True or ret_false()
print(ret)
- 実行結果
True
4 or演算子で左項がFalseであれば、右項の真偽判定が実行される。
python
ret = False or ret_true()
print(ret)
- 実行結果
Trueを返します
True