双方向リストとは、端的に言えば「前後の要素を参照できる」データ構造のことです。
引用:双方向連結リスト
これを学んだからと言って何になるのでしょうか。
試験対策で学習しても、現場で使えなければただのゴミです。
Webページを作り、APIを設計し、DBからデータを取得しても、だいたい使うのは配列なのだから、配列でいいでしょう。
たとえばnginxのファイルキャッシュ
にはそのデータ構造に双方向リストが使用されていますが、
nginxなんてプログラミングしてるだけなら使わないし、nginxの開発者でもなければ、nginxみたいなミドルウェアを開発する予定もないから知っておかなくてもいいでしょう。
他にも、Linuxのメモリ管理で双方向リストが使われていますが、
別にLinuxの内部構造を知ったからって業務が捗るわけでもないし、ましてやOS開発をしているわけでもないので、やっぱり現場で役に立つ問題を出さないIPA資格なんて意味ないでしょう。