はじめに
G検定(2019#2)の受験記録を残します。
概要
一般社団法人日本ディープラーニング協会によるジェネラリスト向けの試験です。
AIの歴史、定義、最新動向、機械学習の手法や応用など幅広く問われます。
受験のきっかけ
AIの仕組みに以前から興味があり、ネットで記事を読んだりしていました。
その中でG検定を知り、試しに受けてみることにしました。
勉強方法
用いたのは下記4冊と模擬試験(無料版)です。
記載した順番①~⑤で進めました。
私が受験した時点ではあまり参考書の選択肢はありませんでしたが、
その後、参考書や問題集が何冊も発行されているようです。
試し読みした感じどれも良書の様子なので、どれを選んでも良いと思います。
①人工知能は人間を超えるか
受験向けというよりAIの概要を知るための読み物です。
理解しやすく面白い本だと思います。
Audibleの聴き放題にラインナップされていたので、通勤中を利用して聴きました。
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②ディープラーニング G検定(ジェネラリスト) 公式テキスト
JDLA監修書籍です。
AIの基礎知識から機械学習(ディープラーニング)の手法、応用事例まで幅広く学べます。
図が多くとても分かり易いですが、内容的にはちょっと薄いです。
これだけで試験に臨むのは厳しいと思います。
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③AI白書2019
大型本で500ページ弱あります。ずっしり重いです。
技術面のほか、ビジネス事例、政策動向が記載されています。
ボリュームがあるので気になった箇所をピックアップして読み進めました。
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④ディープラーニング G検定(ジェネラリスト) 公式テキスト
解説がとても詳しく記載されています。
この問題集が理解できていれば、合格ラインの点数は稼げると思われます。
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⑤Study-AI模擬試験(無料β版)
無料β版ですが300問ほどあります。良問が多いです。
解けなかった問題はネットで調べて理解を深めながら進めました。
本試験に向けてとても役立ちました。
試験当日
実施概要 試験時間:120分
知識問題(多肢選択式・220問程度)
オンライン実施(自宅受験)
自宅で受験できます。
開始早々、AIの最新動向や海外の政策について、
もっとAI白書を読んでおけば良かったと後悔しました。時すでに遅し。
解けない問題が多く、ちょっと焦りました。
技術分野はテキストに無い項目も多々出題されていましたが、
AIの手法について幅広くネットで記事を読んでいた事が功を奏し、
9割以上は解答できた感触。
220問と出題数が多いので、1つの問題に時間を浪費する余裕は無く、
悩む問題はひとまず飛ばしました。
それでも時間的にはギリギリでした。
感想
AIの最新動向(政策、法律、産業)を幅広く問われるので、
日頃からAI関連のNewsを抑えておかないと解答が厳しいと思いました。
技術分野は応用問題も多いので、単に用語だけではなく、
各手法の仕組みを理解しておくと、得点に結びつくと思います。
なお、合格はしていましたが得点は非公開なので不明。
AIに関する知識と興味が広がったので、受けて良かったと思います。