ウチでは例えば NEC の LAVIE MY28 などの 「 標準的な micro ATX のマザーボードを使っているスリム PC 」 を中古で仕入れ中身を入れ替えて小間使い用に構成する、ということを、しばしばやります。
中古 PC でも新しいもの(概ね LGA1150 以降 ?)は 12v 単一の電源とマザーボードが多くなってきているようですが 12v マザーボードは市販されていませんのでこれは今のところ除外したいところですけど外側からは区別がつきませんので CPU の世代で切るしかない、かと。
さてさて、
今般、「 電源落としたら二度と立ち上がらなくなった事案 」が発生し電源を入れ替えることになったがその際いろいろ調べているうちに TFX なる規格というか区分があることを知りました。 正に「 何を今更 」なんですが。
せっかくなのでちょっと要点とかを まとめて書き出しておくことにしました。
- Haswell|Intel Core 4th 以降の省電力機能
- 出力が 12V 単一なもの
- Haswell からC6/C7という省電力状態が追加
- 所謂 deep sleep で最小負荷 50mA を要求
- ATX 2.31 仕様で規定
- SCYTHE CORE-TFX275 などの電源は対応していない
- ATX 12V
- CPU への降圧レギュレータへの供給(黄色と黒の 4 ピン)を付加したもの
- ATX 12VO
- 出力が 12V 単一なもの
- TFX 12V
- スリムデスクトップなどに使われている W85mm/D175mm/H64mm なもの
- 一部メーカに少しだけ異なるものが混在
参考にしたサイト