Dockerでいい感じのDebianのイメージが欲しい - Qiita
以前に書いたこの記事ですが,このスクリプトは既にサポートされなくなったスクリプトを元に作っています
現在サポートされているものは docker/contrib/mkimage-debootstrap.sh at master · dotcloud/docker とのことです
Debian 以外の debootstrap
が使えるディストリビューションに対応しているようです
使い方は以下のようにします
LANG=C ./mkimage-debootstrap.sh wheezy -i sudo,subversion,git,build-essential,openssh-server catatsuy/wheezy http://ftp.jp.debian.org/debian
LANG=C
は必須ではないです
こうすれば sudo,git,subversion,build-essential,openssh-server
があらかじめインストールされているイメージが作られて catatsuy/wheezy
という名前で登録されます
しかしデフォルトでは --variant=minbase
が指定されているために普通の Debian には入っているパッケージなどが入っていなかったりします
そこで debootstrap
の --variant
の指定を削除します
またデフォルトでは include は iproute,iputils-ping
が指定されていますが,--variant
を外せば標準でインストールされるので指定しなくても構いません
イメージをファイルで欲しい
LANG=C ./mkimage-debootstrap.sh -i sudo,subversion,git,build-essential,openssh-server -t cawheezy.tar wheezy http://ftp.jp.debian.org/debian
のようにするとtar ballにしてくれます
このファイルをインポートするには以下のようにします
cat cawheezy.tar | docker import - catatsuy/wheezy
イメージの形式は .tar, .tar.gz, .tgz, .bzip, .tar.xz, .txz に対応しているとのことなので,圧縮率の高い xz
などで圧縮しておくのがおすすめです