Catallaxy Advent Calendar 1日目を担当します、エンジニア1号です。
Ruby biz Grand prix 2021(Ruby bizグランプリ2021)へエントリーして、ファイナリストに選ばれましたので、今日はそのことに触れてみたいと思います。
Catallaxyとは
金属加工プラットフォームを提供する2015年創業スタートアップになります。2018年に現在の業態にピボットしたのち、2021年3月にはシリーズAとして約4.1億円を調達しており、現在までに累計約8億円の資金調達をしております。従業員数26名のうち、エンジニア10名、デザイナー1名、エンジニアの業務委託・インターン数名のメンバー構成になっており(2021年9月応募時点)、約半数がプロダクトに関わる業務に携わっています。
Ruby biz Grand prix
2015年からRuby bizグランプリ実行委員会が開催するRubyを活用したビジネスを表彰するもので、『Rubyを使った自社商品・サービスなどで、Rubyの特徴を活かし、「新規性」「独創性」「市場性」「将来性」に富んでおり、今後継続的に発展が期待できるビジネス事例』として、当社は金属加工プラットフォームMitsuriとその周辺プロダクトで応募しました。
過去多くのpre-IPO/post-IPOのスタートアップが受賞されていますので、その名誉ある賞を受賞したい。その一心で応募しました。
応募までのみちのり
要綱に書かれた通り、Wordベースの所定応募書式があり、そのページ数は10ページに及びました。それ以外に補足資料として追加提出できました。
Ruby 100%でRuby biz Grand prixの存在を知っているメンバーはいましたが、会社としてこのグランプリに応募するかは検討委員会を立ち上げて検討を進めました。デイリーで組織全体のことを話すようにしているため、応募するかどうかの検討するまでの意思決定は即座にできたようです。
今回の2021が初めての応募だったのですが、実は主催事務局から2020年にも郵送で案内いただいていました。その際は社内のエンジニアリソースが枯渇しており、応募に向けて進められることはなかったようです。
COVID-19の影響で2020年4月からフルリモートとなっていた当社ではエンジニアは全員リモートワークしており、気付いた人がSlackに写真を上げた時の社内のリアクションです。
書類の記載
A4 10枚にもわたる所定の応募書式を埋めていく作業は大変でした。特に、アーキテクチャ図や、株主・株主候補以外に開示するビジネスの指標はまだ整っておらず、ビジネスの指標に至っては収集・整理・開示確認を行う必要がありました。
技術面の十分な深さを説明するだけでなく、Rubyをはじめとする技術を利用してビジネスとして成り立たせることをも説明的に記載する必要があり、緊張のある取り組みでしたが、時間的な制約も多く、集中して取り組めたのはよかったかなと思います。
技術的な深堀
今日の記事ではRuby biz Grand prix 2021への応募そのものについて記述しましたが、やはりRubyを含めた技術が他社の応募との差別化要因と理解しています。そのあたりもCatallaxy Advent Calendar 2021の中で他の執筆者が触れていってもらえるといいなぁと期待しています。
最終結果
RubyWorld Conference 2021に併設されて行われる、12月15日の表彰式でなんらかの賞にCatallaxyが表彰されるかもしれません。受賞した際はCatallaxy Advent Calendarでもお知らせしますので、定期的にチェックいただければと思います。
未来の工場をつくるCatallaxyではRubyを含む幅広い技術経験のあるエンジニア採用を強化しております。
https://open.talentio.com/r/1/c/catallaxy/homes/2947