はじめに
英語の PDF ドキュメントが手元にあって、日本語のものが手元にない場合、英語が出来ない人(つまり私)は、読む気がおきません。
テキストだけなら、翻訳サイトをつかって、翻訳すれば良いですが、表 になったようなものだと、枠ごとのテキストをコピペして翻訳しても、表全体を見渡せるわけではなく、全体像が頭に入ってきません。
今回、Intune ビジュアル評価ガイド(英語の PDF しかない)をどうしても読む必要が生じた際に、Google 翻訳で 簡単に翻訳することが出来たので、記事にしてみました。
無論、Intune ビジュアル評価ガイド以外の PDF でも翻訳可能なことは当然ですが、Intune ビジュアル評価ガイド を主軸に記事を書かせていただきますね。
※PDF 内の文字部分が、テキストではなく 画像 として記録されているものは、翻訳できないかもしれません。
既に知っている人にとっては、本記事は 何の役にも立たない内容ですので、ご承知おきください。
既に普通に利用されている人は、多数いると思うのですが、私のように 気づいていない人も、それなりに大勢いるような気がしますので、そういう人向けの記事です。
PDF 原稿
以下に公開されている Intune ビジュアルガイド を原稿として使います。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/mem/intune/fundamentals/deployment-guide-enrollment?wt.mc_id=mvp_407731#download-the-visual-enrollment-guide
上記のキャプチャをみると、日本語ドキュメントのようにも見えるのですが、見事に英語です。
当初は、この表を理解したかったので、EXCEL で表を作って、 各セル内のテキストを コピペで翻訳しつつ、自分で表を作るしかないかなぁ・・・と思っていました。
他社の翻訳サイトでは 失敗。
まず、ネットで "PDF 翻訳" というワードを使って、無料で 翻訳できるサイトを見つけて、ユーザー登録して、試してみました。
すると、以下のような感じで、アレレ こんなもんなのか・・・という出来具合で 正直 機械翻訳だと これが限界なのかなと諦めかけました。
※どの翻訳サイトを使ったのか・・は、ここでの記載は 控えたいと思います。
Google 翻訳(ドキュメント)で解決
ところが、Google 翻訳 のサービスにも、PDF 翻訳 があることを知り、試してみました。
https://translate.google.co.jp/
なんと、普段 良く使っている Google 翻訳 に、「ドキュメント」タブがあり、左下の枠内に ドキュメントを「ドラッグ&ドロップ」するだけで良かったのです。
灯台元暗しで、全然気づいてませんでした。
サポートされるファイル形式として、緑枠の箇所に ".pdf" と書かれています。
素晴らしい出来栄え
以下のように、Microsoft の オリジナル日本語のドキュメントかと見まがうばかりの出来栄えとなりました。スゴイ。
左上に、"Machine Translated by Google" と記載されています。
今後も、Google 翻訳(ドキュメント)を活用していきたいと思います。
※企業内の機密情報の翻訳で使ってしまうと、セキュリティ的に まずい気がしますが、元々 不特定多数に開示されている公開文書であれば、問題ないですね。ガンガン使いましょう。
追伸
その後、Google ドキュメント翻訳を経験してみた結果、Microsoft のドキュメント翻訳は どうなっているのかと思って、調べてみた結果と その成果を 以下の記事で紹介しています。
翻訳の精度も、Google 翻訳 と遜色のない仕上がりだと思いました。
"Machine Translated by Google" のような フッターに文字が入らないのも良いです
こちらの方法を使うと、企業内のセキュリティ情報であっても、ドキュメント翻訳をすることができる可能性が秘められていると思います。