App Service プラン とは?
"App Service プラン" は、その名の通り "App Service" で利用する 機能と価格を決めるものではあるのですが、 それだけではありません。
"App Service" を動作させるための 実行環境 の定義とも言えるものとなっています。
"App Service" は、URL 単位のサイト構成が定義されており、そこに 開発言語が書かれたコードを紐づけた形のリソースになっています。Microsoft は これを "Web アプリ" と呼んでいます。
"App Serice プラン" は、"Web アプリ" を動作させるための実行環境です。この実行環境上に、複数の "Web アプリ" を配置して 動作させることが可能になっています。
実行環境は、OS や、Java , Python , .NET などのランタイム などを組み合わせた形で選択でき、さらに、CPU・メモリ・ディスク などの性能や、SSL対応・カスタムドメイン・スワップ・自動スケール などの機能についても選択します。
これによって、"App Service プラン" の価格が決定します。
これら、OS・ランタイム・性能・機能 を組み合わせたリソースに名前を付けたものが、"App Serive プラン" と呼ばれるものになっています。
App Service プラン で 選択可能なプランについて
以下のリンク先の表で、詳細に説明されています。
App Service プラン の デプロイ手順
- Azure Portal の検索窓に "app service" を入力し「App Service プラン」を選択します。
- 「作成」を押す。
- 以下の設定項目を入力して「確認および作成」を押す。
- 以下の確認画面で「作成」を押す。
- デプロイが完了したら「リソースに移動」を押す。
- 以下の画面が表示されれば OK です。
参考
App Service プランを Basic 以上でデプロイしたあとで、Free へダウングレードしようとしても出来ない場合があります。その場合の対処策は、以下に記事化してあります。