0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

AD CS の ルート証明書 をダウンロードして、クライアントPC にインストールする手順

Last updated at Posted at 2023-11-21

はじめに

何の変哲もない ルート証明書 のダウンロード と インストール手順 です。
私が投稿した(投稿予定も含む) Qiita 記事では、ルート証明書 のインポートを扱う場面が出てきます。
そのため、この記事では その手順を Step by Step で紹介しておきたいと思います。

公開情報

1. ルート証明書のダウンロード

  1. AD CS サーバーにログオンします。
     
  2. ブラウザを起動して 証明書 Web サービス (http://127.0.0.1/certsrv) を表示して「CA証明書、証明書チェーン、または CRL のダウンロード」を押す。
    image.png
     
  3. 以下の画面で「証明書のダウンロード」を押す。
    image.png
     
  4. 以下の通知が表示されます。
    image.png

ダウンロードした証明書を、利用者のクライアント PC へコピーしてください。
GPO や Intune を使って配布する事も可能です。

2. ルート証明書のインポート

  1. クライアントPC にログオンします。
     
  2. 先ほどダウンロードした ルート証明書 (certnew.cer) を 任意のフォルダにコピーして、右クリックして「証明書のインストール」を選択します。
    image.png
     
  3. 以下の画面が表示されたら「開く」を押します。
    image.png
     
  4. 下記の画面では 任意の「保存場所」を選択して「次へ」を押します。
    「現在のユーザー」を選ぶと、現在 ログオンしているユーザーのみが利用できます。
    「ローカルコンピューター」を選ぶと、この PC にサインインしている全員が利用できます。
    ※ローカルコンピューターにインポートするには、PC の管理者権限が必要です。
    image.png
     
  5. 下記の画面では「証明書をすべて次のストアに配置する」を選んで「参照」ボタンを押します。表示されたウィンドウで「信頼されたルート証明機関」を選択して「次へ」を押します。
    image.png
    以下は、「参照」ボタンを押した際の画面です。
    image.png
     
  6. 以下の画面になれば、インポート完了です。
    image.png
     
  7. OK を押して閉じます。
    image.png

3. インポートされた証明書の確認

  1. インポートを実行した PC で、スタートボタンを右クリックし「ファイル名を指定して実行」を選択して、証明書を保存した場所に応じて、いずれかのツールを起動します。

    ローカルコンピューター に保存した場合:Certlm.msc) ※PC の管理権限が必要
    image.png
    現在のユーザー に保存した場合:Certmgr.msc)
    image.png
     
  2. 以下の画面が表示されます。
    信頼されたルート証明機関のストアを開くと、アップロードされた ルート証明書 を確認することができます。
    ※ 下図は 現在のユーザーの場合
    image.png
     
  3. ルート証明書 をダブルクリックして開くと、以下のような画面を確認できます。
    (全般タブ)
    image.png
    (詳細タブ)
    image.png
    (証明書のパス)
    image.png

関連記事

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?