1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

はじめて海外送金(Maker Faire Taipei出展費用)

Posted at

こんにちは、@carcon999です。
技術ネタとして扱われるか微妙なのですが、ある意味幅広い技術だと思うのでQiitaに投稿することにしました。

何の話か?

エンジニアって、たまに海外送金することってあるじゃないですか?(そんなの「あるかよ!」って声がちらほら聞こえてきますね。) クレジットカードや、Paypalが使えないケースで、海外の銀行にお金を振り込む必要があるケースです。今回は、[Maker Faire Taipei](https://taipei.makerfaire.com/)に出展する際のお金を台湾(台北)の銀行に[TransferWise](https://transferwise.com/jp)というサービスを使って(**手数料を合法的に少なく**)送金した話になります。ですので、いままで海外送金した経験がなくて、これから海外送金したいんだけど、安く送金したい人には参考になるかと思います。(来年[Maker Faire Taipei](https://taipei.makerfaire.com/)に出展する方にも参考にしていただけたらと思います。) ※ちなみに私は、TransferWiseの回し者でも中の人でもなんでもありません。ただのエンジニアです。

まず海外への送金ってどうなのよ?

クレジットカードや、Paypalでの支払いなどは一般的ですが、『海外の銀行へお金を振り込む』ってことになるとハードルが上がります。高額となるとマネーロンダリングとか疑われることもあるでしょう。ですので、身元が分かる口座からの振り込みじゃないとダメなんです(多分)。会社勤めのエンジニアなら銀行口座の1つや2つ給料の振り込みで持っているはずなので、その口座から手数料さえ支払えば海外の口座へ送金することがもちろんできます。

ただし!

有名どころの大手銀行の海外送金手数料を調べてみると、私の想像を超えたい金額で驚きました。通常日本国内であれば、他行宛ての振り込みは324円とかそんなものじゃないですか。それが海外送金となると10倍以上の4,000円とかの手数料になったりします。
もちろん、お金に余裕のある方や、余計な時間を使いたくない方は大手銀行にそこそこの手数料をお支払いすれば送金できますので、この記事は必要なさそうです。

割と手数料が安いと評判だった楽天銀行にはシミュレータがありましたので、試しに入力してみることにしました。

シミュレーションしてみよう。

ここに楽天銀行の海外送金シミュレーターがあるので、こちらでシミュレーションしてみましょう。今回、私は台湾の銀行にUS$175を振り込む必要があります。相手側口座にきっちりUS$175を入金しなければなりませんので、振り込み手数料はこちらが負担する必要があります。

この結果をどのように感じるでしょうか?上記の結果を高いと見るか、安いとみるか・・・
手数料が4,000円の銀行もあるので、それに比べたら1,750円は安いですね。もし楽天銀行の口座を持っていたら私はこれで手続きしていたかもしれませんが、楽天銀行の口座が無かったので、もう少し安い方法はないのかと探したところいい感じのサービスを見つけました。(ここからが本題です。)

TransferWiseを使ってみる

ネットで調べるとどうやらこのTransferWiseが安そうです。
アカウントを作成し、振り込みしたい金額をUS$で入力すると為替レートで日本円が上部に表示されます。手数料がかなり安いですね。デポジットという表現が注釈としてありますが、為替レートが変動した場合の予備みたいなので変動なければ返金されるようです。
スクリーンショット 2019-08-30 21.35.39.png

実際に振り込みをするための個人情報を入力する

kojinjouhou_pc.png

transferWiseのアカウントは、簡単に作れるのですが、実際に振り込みするためには個人情報をサイトに入力する必要があります。基本的に日本語でしっかり説明されるので迷うことは少ないと思いますが、以下の情報が必要になるのでご注意ください。ここが一番敷居が高いですね~。
・振込で利用する銀行口座の情報(口座番号と名前)
・パスポートや免許証
・マイナンバー通知カード
 ※マイナンバーカードだと少し楽?
この情報を入力することに抵抗がある場合は、通常の銀行で手数料をお支払いして振り込んでいただいた方が良いと思います。

私は、銀行口座の情報+免許証+マイナンバー通知カードの3点情報を提出しました。提出といっても、サイト上に銀行口座は番号と契約者名を入力し、免許証と通知カードはスマホで写真を撮って添付します。

送金の流れ

個人情報を入力したら後はtransferwiseが指定する日本国内の銀行口座に入金し、相手先の口座に振り込まれることを待つことになります。私の手続きの流れをお伝えしておきます。時間の間隔も参考になるかと思います。

日時            内容
8/28(水)夜 個人情報を入力
8/29(木)朝 transferwiseの国内銀行口座に19,812円を振込
8/29(木) 入金の確認連絡
8/30(金) transferwiseは送金
8/30(金) 私の相手から「入金ありがとう」の連絡が来た。
9/2(月) 553円の返金を確認
※下記では、9/4現在確認中となっていますが、すでに取引は完了しています。(更新は遅いみたいですね)

trans.png

結局どうだったのよ?

US$175の振込に、19,812円振り込んで、553円の返金があったので、私の支払額は、19,259円です。
為替レートを1ドル106.5円で計算すると、US$175=18,638円となります。
総手数料は、19,259-18,738=521円という結果になりました。
この金額のなかには、振込手数料と為替の変換手数料も全てコミコミなのでかなりお安いですね。なかなか良いサービスじゃないでしょうか。
ただ、個人情報を提供しなければいけないので、そこをどのように判断するかになると思います。ただ、一応「関東財務局長 第 00040 号 加入団体 一般社団法人 日本資金決済協会 第一種会員」と書かれてありますので、多少安心できるのかなぁ。とは言え自己責任でお願いします。

スクリーンショット 2019-09-02 20.57.58.png

その他

そういえば、個人情報を入力すると、そのうち自宅に封筒が届き、その中に4桁の認証コードが入っています。これは個人情報が妥当であることを確認するための認証のようですが、今回の場合はこの認証コードを入力する必要がありません。それは、初回で振込金額が低額の場合は、この認証してなくても手続きしてもらえるそうです。2回目以降や、10万円以上の場合は認証コードの入力が必要となりますのでご注意ください。

それでは、よき海外送金ライフを!(あんまりうれしく無いなぁ)

以上

1
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?