はじめに
この記事はPDFをHTML化し、chrome拡張機能の翻訳機能を使用してwebページの読めない文章をドラッグし都度翻訳できるようにすることを目的とします。
PDFをそのまま翻訳機にかけると形式が崩れてしまった、翻訳した文章がおかしく元の文章が見たい時に苦労します。
しかし、この方法を使えばドラッグした文章のみしかもわざわざDeepLのページにアクセスせずとも翻訳をすることができます。
必要なもの
- PC
- googleアカウント(大学や会社のアカウントだと拡張機能が使えないことがあるので個人でアカウントを作ろう!)
- webブラウザ(chrome推奨ですがbingやfirefoxでも拡張機能はあるので可能です)
- ソフトウェアのインストールなどはwebブラウザー以外は必要ありません
手順
- WEBブラウザの拡張機能でdeeplを入れる
- 読みたい論文のPDFをダウンロードする
- IDR online pdf to html converter を使ってPDFをHTML化する
- 終わったらopen in browserを押してブラウザーでHTMLファイルを開く
- 翻訳したい文をドラッグして翻訳する
拡張機能を追加
- まずは使っているwebブラウザーで「ブラウザ名(使用しているもの) 拡張機能」で検索する
(chromeの場合はchrome webストアが先頭に来ると思うのでクリックします。) - 以下のような画面が出てくるので左上の「ストアを検索」にdeeplと入れます
するとこのような画面が出てくるので先頭のDeepL翻訳をクリックします
次に右上の「Chromeに追加というボタン」を押してChromeに追加する
そうしたら任意の外国語ページを開いて英文をドラッグし、以下のような表示がされることを確認してください(表示されない場合はリロードしてみて下さい)
ドラッグしたTablesの右下のアイコンをクリックすると任意の言語に翻訳してくれます。
するとこのようにドラッグした英語を翻訳してくれます(しかもDeepLのページを開かずに)
これで拡張機能の追加は完了です。
PDFをHTML化する
次にPDFをHTML化します。なぜこの作業をするかというと、ドラッグで指定した文章のみを翻訳できるようにするためです(pdfをwebブラウザで開いてもこれはできない)
- まず、IDR online pdf to html converterにアクセスします。
- ファイルを選ぶというボタンを押し、読みたい論文のPDFを選択し変換するを押します。
変換が完了すると以下の画面がでるのでオンラインでプレビューを押します。
あとは、webページと同じようにドラッグした英文を日本語訳して論文を読みましょう!
注意
- 生成されたプレビューリンクは時間が経つと消えてしまうのでその場合はまたPDFをHTMLに変換する必要があります。
- またローカルのHTMLファイルをブラウザで開いてもドラッグして翻訳するとこはできません。