IoTのためのPython環境構築
まず目標を見失わないように確認したい。
現在の課題はポンプの制御をRaspberryPiでするということだ。
そのためには何かコンピューター言語を使う必要があるが、2018年7月現在もっとも情報が多いPythonを使うことにする。
何よりRaspberryPiのGPIOを制御するのに向いている。
しかし私はプログラミング等完全に素人なので、1からPython環境を構築せねばならない。
ちなみに前回の7.8の記事を読んだ人からその仕事だけならarduinoのほうがよほど楽だが、RaspberryPiのほうが初心者でもとっつきやすいし後々応用が効くのでそのままRaspberryPiのほうが良いと指摘を受けたのでそうすることにする。
環境構築~Visual Studio Code~
まずざっと検索してみたところ、テキスト形式で記述できるアプリケーションが必要だということがわかった。
そのためにはWindowsに標準でついているメモ帳でもいいようだが、秀丸やサクラエディタが推奨されていた。
え・・・、ちょっと待って。Pythonやサクラエディタって20世紀のものじゃないか?
私も昔使ってた記憶がある。この記事を書いているのは2018年だからざっと20年くらい前だ。
本当にこれでいいのか、これは機関銃が開発されてるのにマスケット銃で戦うようなものではないか、
ということをtwitterで書いてみたところ、秀丸やサクラエディタも更新されてるから大丈夫だよということのほかに、
Visual Studio Codeというアプリケーションを教えてもらった。マイクロソフトが作っていて、コード作成に特化された初心者でも使いやすいアプリケーションだ。
Visual Studio Code
https://code.visualstudio.com
インストール等はQiitaでもほかに記事があるし省略する。私も何をやったか覚えていない。おそらく、ダウンロードしてから次へ連打だけだろう。
環境構築~Anacondaで一気にPython環境~
Visual Studio Codeをインストールしたが、まだPythonの環境構築は何も行っていない。
さてどうしたもんかなと思っていたらまた優秀なtwitterフォロワーからAnacondaというものをインストールすればほぼ終わると教えてもらったのでそうすることにする。
Anaconda
https://www.anaconda.com/download/
ここからPython3.6Ver.をダウンロードして次へを連打してインストールしたが、ここで問題が発生した。
インストールに参考にしていたところによるとWindows10の左下の”ここに入力して検索”のとこからcmdと打ち込み、
コマンドプロンプトを起動させその画面から Python と打ち込めば
Python 3.6.5 |Anaconda, Inc.| (default, Mar 29 2018, 13:32:41) [MSC v.1900 64 bit (AMD64)] on win32
Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
と出るはずだが、エラーが出てこの文章は出なかったのだ。
どうやら"Path"が通っていないことが原因ということがtwitterで指摘された。
しかし私にはPathがなんなのかわからず調べたところ、「環境変数Path」というのが正式名称らしく、「exeがある場所を調べるとこ」という回答がもっともよく要領を得た。
初心者には"Path"というのは引っかかるところだと思われるので参考にして欲しい。
Pathの通し方も多くの記事があるので省略する。
科学は1つの光源である
どこで明るくなればあらゆる場所が照らされる。
これでPython環境の構築ができたので次はPythonを覚えることである。