vagrant上のmariadbにローカルのマネージメントツールからアクセスするためにやったこと

vagrant上のmysqlにローカルからアクセスするためにやったこと

プライベートでvagrantでdebianのサーバ上にmariadbを入れてmac上のDBマネージメントツールからログインしようとしたら、ちょっと準備が必要でしたのでメモっておきます。

環境

• ローカル
  Mac
  Vagrant 1.8.3
  VB 4.3.38

• 仮想環境 (192.168.33.10)
  Debian 8.4
  mariadb 10.1.14 (mysql 15.1)

接続方法

listenされてるportの確認

以下のコマンドで状況を確認します。

netstat -ant

mysqlで使われる3306のポートがlocalhost(127.0.0.1)縛りになっているのであるならば、これを解放します。

mysqlの設定を変更

/etc/mysql/my.cnf 内の以下の行をコメントアウトすれば全解放になります。

# bind-address = 127.0.0.1

bind-addressを付け足して、IPアドレスを明示的に指定するかどうかは好みで。

設定が終わったら以下のコマンドで再起動します。(mariadbの再起動コマンドです)

systemctl restart mariadb

netstatを実行してみて、0:::3306となってればOK。

mariadbに接続する

terminalからtelnetで疎通確認してみます。

$ telnet 192.168.33.10 3306
Connected to ***.***.com.
Escape character is '^]'.
GHost '192.168.33.1' is not allowed 
to connect to this MariaDB serverConnection 
closed by foreign host.

と怒られます。
mysql上で192.168.33.1から接続されてもいいように許可しましょう。
今回ユーザ名はroot、パスワードはpasswordとしてます。

mysql> grant all privileges 
on *.* to root@"192.168.33.1" 
identified by 'password' with grant option;

とすると、telnetでつながるかと思います。

あとはDBマネージメントツールにて、以下の接続情報を設定すれば接続できるかと思います。

user : root
password : password
host : 192.168.33.10
port : 3306