概要
CursorのAIアシスタント機能を使用してコマンドを実行すると、コマンド終了後に「q^D^C」という文字列が毎回勝手に入力される問題についてまとめます。同じような事象が起こった方の参考になりますと幸いです。
※解決はできていないです。
現象
-エラーの文言
PS C:XXX\YYY> q^D^C
q : 用語 'q' は、コマンドレット、関数、スクリプト ファイル、または操作可能なプログラムの名前として認識
されません。名前が正しく記述されていることを確認し、パスが含まれている場合はそのパスが正しいことを確認して
から、再試行してください。
発生場所 行:1 文字:1
+ q
+ ~~~
+ CategoryInfo : ObjectNotFound: (q:String) [], CommandNotFoundException
+ FullyQualifiedErrorId : CommandNotFoundException
環境
- OS: Windows 10 (バージョン 10.0.26100)
- Cursor: バージョン 1.2.4
- シェル: PowerShell
試行した対策
- Cursorの再インストール
- 結果:問題は解決せず
原因の推測(違ってたらごめんなさい)
- AIアシスタントがコマンド実行後に、プロンプト制御やページャー終了のために自動的に制御文字を送信している
-
q
(ページャー終了) +^D
(EOF) +^C
(割り込み) の組み合わせ - CursorのAI機能の内部実装上の問題?
回避策
-
AIアシスタント経由でのコマンド実行を避ける
- 統合ターミナルや外部ターミナルでコマンドを実行する
-
出力を無視する
- 実害がない場合は、出力の一部として受け入れる
-
公式サポート・コミュニティに報告する
- Cursorの公式DiscordやGitHub Issuesで現象を報告し、他のユーザーや開発者から情報や修正を待つ
確認済み事項
- 統合ターミナルで直接コマンド実行 → 問題なし
- AIアシスタント経由でのみ発生
- コマンドの実行結果には影響なし
今後の対応
勝手に入力されてエラーは返されますが、実際の実行コマンドには影響がなく、煩わしいだけで実害がないので一旦気にせずに使い続けています。ただ、本当にエラーを吐いた際に見落としそうで怖いです。
今後のアップデートでの修正を期待します。